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ここはお隣の幼馴染の家。
繋の母(さち)
あー！いらっしゃい！
母(りえ)
いっつもお邪魔しちゃってごめんねー！
繋の母(さち)
いいのよ！
繋の母(さち)
響ちゃんこんばんは！さ、入って！
西条 響
お邪魔しまーす
渡谷 繋
おー
繋は響の幼馴染で同じ高校に通っている。
西条 響
あんたと学校で全然会わないよね
渡谷 繋
うん、まぁな
西条 響
繋が私を避けてるからしょーがないか...
渡谷 繋
別に...避けてねぇけど...
峯岸 皐月
ねぇ！2人とも！私たちちょっと高校の同級生の所に飲みに行ってくる！待っててねー！
西条 響
はーい
渡谷 繋
へーい
西条 響
ほんと仲良いよね...
渡谷 繋
うん
渡谷 繋
お前、彼氏出来たんだって？
西条 響
あー、うん、
渡谷 繋
また振られたのか
西条 響
あのねぇ...
西条 響
好きでもない人にキスされそうになったら当たり前に嫌がるに決まってるでしょ？！
渡谷 繋
好きじゃないなら付き合わなきゃいい。それだけ。
西条 響
そういうことじゃないの...
渡谷 繋
じゃあなんだよ
西条 響
私...人を好きになれたことない...
西条 響
それが嫌なの...
渡谷 繋
え...
渡谷 繋
別にゆっくりでいいじゃん
西条 響
ダメ...私が嫌なの...
渡谷 繋
そっか...
西条 響
うん...
渡谷 繋
響、
渡谷 繋
俺とキスしてみるか？
西条 響
え？
渡谷 繋
俺となら何回もしてんじゃん
西条 響
(それは...小さい時の話...)
西条 響
も、もう！！
西条 響
何冗談言ってるの！
渡谷 繋
え...
渡谷 繋
冗談じゃねぇんだけど？
西条 響
え？
気づくと響は繋にキスされていた。
西条 響
つ、繋...
渡谷 繋
大丈夫じゃん
西条 響
そ、それは！繋...だから...
渡谷 繋
俺だから？
西条 響
もう！繋なんて知らない！
響はその場から逃げるように家に帰った。
響はベッドに伏せながら頭を悩ませていた。
西条 響
(繋のばか...)
西条 響
でも...嫌じゃ...なかった...
渡谷 繋
おーい！！響！
西条 響
え...？(着いてきたの？！)
部屋のドアを開ける
西条 響
な、なに...？
繋が響を抱きしめる
渡谷 繋
響...
西条 響
え...？
渡谷 繋
さっきは急に悪かった。
渡谷 繋
けど...俺...響の事、本気だから。
西条 響
え？
西条 響
どういうこと...？
渡谷 繋
俺と付き合って
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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