キミの視線は他の人に向くんです。
その透き通るような美しいキミの瞳は僕を視界には入れてくれないんですか。
黄
笑えますよね
ただ一人教室で、僕の口から弱音が溢れ出す
いつもは賑やかな教室は恥ずかしいぐらい僕の泣き声だけが綺麗に響く
返ってくるはずのない返事
もう何もかもぐちゃぐちゃになっていくんです
黄
カスカスになった声で必死に喋る
後ろにいるキミへ
黄
黄
あぁ、何を言ってるんでしょう僕は
黄
黄
黄
黄
黄
今まで貯めてた涙が徐々に溢れ落ちていく
黄
黄
黄
愛してくれる日は来るのでしょう
意識がなくなりかけ吐き気がする
気づけば君に抱きしめられてた
暖かい君の胸の中、君の吐息がかかるたび体が震える
青
ビクッ
青
青
青
泣いたせいか頭が回らない
僕の発言の後発言する君の言葉は嘘にしか聞こえなかった
君の柔らかい唇が触れる
一瞬だったけど、今まで生きててよかったなぁって
帰り道、いつも通る道とは違うように暖かい
一人では怖い夜中も君が居れば何も感じないんだ
あんなに弱虫の姿を見られたのは恥ずかしくてたまらない
だけど
これは僕の勘違いが生んだ暖かい愛でした
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