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1年生と3年生の合同バスケ中に葵先輩とぶつかり転んでしまった私
先輩と一緒に保健室に向かった
トントン
桜
桜
葵
桜
私は言われた通り椅子に腰掛けた
葵先輩の手には消毒が握られている
桜
桜
私は昔から消毒のしみる感覚が大嫌いだった
葵
桜
消毒液を染み込ませた布が私の膝に当てられた
桜
思わず涙目になってしまう
葵
これには先輩も動揺したのか、いつもクールな先輩も取り乱していた
桜
桜
葵先輩が私の膝に丁寧に絆創膏を貼ってくれた
葵
葵先輩がまじまじと私の顔を見つめる
桜
桜
葵
桜
先輩の顔も見れないまま、早口に言うと私は保健室を出た
桜
桜
私は火照った顔を隠す様に服の袖で顔を覆った
桜
ドスッ
桜
思わずよろけるが、すぐさまがっしりとした腕で体を支えられた
?
桜
この人は確か同じクラスの悠斗君... てか距離近...!
悠斗
私を支えたあと、肩をポンと叩くと走って行ってしまった
桜
桜
そう思っていたのもつかの間、後ろからした足音に思わず振り向く
桜
私は小走りで体育館に戻った
陽葵
桜
陽葵
陽葵がニヤニヤしながら聞いてくる
桜
思い出すだけでまた顔が赤くなる
陽葵
桜
トントン
陽葵と話していると誰かに肩を叩かれた
振り向くとそこには絆創膏を手に持った葵先輩がいた
葵
桜
葵
?
葵先輩が何か言おうとしてた所で遠くから誰かに名前を呼ばれた
桜
続く