未来へ繋ぐ

〜大吾side〜

あの後も流星のことが気になって眠れなかった。

流星泣いてへんかな。 一人で怯えてるんかな。

トイレへ行くために立ち上がった足は気付かぬうちに 流星の部屋の前に来ていた。

泣いてる。俺のせいでたくさん我慢させちゃった。

ガチャ

俺は思わず流星を抱きしめた

流星、こんなお兄ちゃんでごめんな でもいつでも頼ってな。 俺は世界で一番流星のこと愛してるから。