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No.8
初恋の思い出
※Smile Up Project 〜リモート夜会〜の続きのお話
菊池風磨
田中樹
田中樹
渡辺翔太
菊池風磨
田中樹
○○side
コンコン、と扉を ノックする音と共に、 「○○?ちょっといい?」 と樹の声。
仕事するから静かにしてて って言ったのに…
田中樹
○○
樹の部屋に入れば、 PCに映る風磨としょっぴー。
菊池風磨
菊池風磨
○○
○○
田中樹
○○
田中樹
立ち上がろうとする私の 手首を樹が掴む。
渡辺翔太
田中樹
菊池風磨
○○
田中樹
田中樹
○○
菊池風磨
○○
田中樹
○○
渡辺翔太
田中樹
菊池風磨
菊池風磨
菊池風磨
渡辺翔太
田中樹
田中樹
田中樹
菊池風磨
菊池風磨
渡辺翔太
○○
菊池風磨
田中樹
渡辺翔太
画面の中で笑う2人と、 ごめんな、と肩を叩く樹。
菊池風磨
菊池風磨
○○
素直に返すと、 口を覆って目を見開く3人。
田中樹
田中樹
○○
菊池風磨
○○
渡辺翔太
○○
○○
カメラに向かって手を振り、 一目散に退散する。
背後でしょっぴーが、 「もしかして俺?」と言うので すぐさま2人が、 「絶対違う」とツッコんでいた
自室に戻り、ベットに ダイブすれば途端に 恥ずかしさが込み上げてきた。
すぐに樹が追ってくるかも、 と思ったけど、大丈夫そうな 事を確認してそっと目を閉じる
例えば「初恋は?」と 聞かれれば、彼の事を思い出す
あれは入所して間もない頃。
私はジャニーズ初の女子として 入所してすぐに個人の仕事を 貰う事もあった。
「Jr.を狙ってる」だの 「コネで入った」だの、 ネット上では言いたい放題 言われていたけど、周りには 「実力で黙らせればいい」 と言われていたし、反論する 術もないからただただ 仕事に向き合うしかなくて。
ただ唯一傷ついたこと。それは 【松村北斗が私の入所に 関係している】と、 記事が出たことだった。
幼馴染、と言うだけで 関係ない北斗や北斗の家族を 巻き込んでしまった思うと 悔しくて、非常階段に出て、 初めてひとりで泣いた。
北斗には頼っていけない、 と思った。
溢れる涙をそのままに、 これからの事を考えていると、
と、下から上ってきたのは 辰哉くんで。
気まずさに、 無理矢理笑ってみせると 苦しそうに眉を顰めた。
深澤辰哉
そう言って、ゆっくり、 まるで壊れ物を触るかのように 背中触れる大きな手。
深澤辰哉
そんな優しさに、 涙はこれでもかと 言わんばかりに溢れてきて。
辰哉くんは何も言わずに、 ただ背中をさすってくれた。
○○
深澤辰哉
○○
深澤辰哉
そう言って差し出されたのは お茶で、未開封のそれは 辰哉くんが飲むために 持っていたはずなのに。
「あんま得意じゃない?」と 眉を下げる辰哉くんが、 なんだか可愛くて、 お茶を受け取りながらつい、 笑ってしまったのを覚えている
深澤辰哉
○○
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
なんて言って、くしゃっと 笑う辰哉くん。
深澤辰哉
○○
そんなこと言われたら、 今まで堪えてきた涙が とめどなく溢れて。
辰哉くんは、優しく微笑んで ずっと隣にいてくれた、
理由を聞かずに 寄り添ってくれたのは、 辰哉くんの優しさだと思う。
それから、辰哉くんの 鞄からはいつでも 2本のお茶。
2人で並んで話していると、 みんなびっくりした様子で 二度見した。
何年か経った少クラのJr.にQで 「感謝を伝えたい人は?」 という問いに、
○○
と言えば、辰哉くんは とびきり嬉しそうな顔で笑った
あれ?好きな人じゃなくて お母さん?
でも、私の中では いつまでも、
キラキラと色褪せないんだ。