涼太
いや〜
涼太
この3人で電話なんて高校ぶりだな
洋人
そうだな
洋人
懐かしいよ!
優太
ほんと久しぶりだな
涼太
元気だったか?
洋人
ああ、もちろん
優太
俺はこのまえ右足骨折したよ
優太
ほんとに痛かったよ
涼太
嘘だろ大丈夫だったのか?
洋人
病院にはいったんだろ?
優太
ああもちろんさ
優太
入院したから大丈夫だよ
涼太
そうかそれはよかった
洋人
だな
涼太
それよりさ
涼太
最近ベランダでタバコ吸ってるとき
涼太
向かいのマンションのやつが
涼太
「おーい」って言いながら
涼太
手ふってくるんだよ
洋人
幽霊的ななにかか?
涼太
いやわかんないんだけどさ
優太
なんだそれこわいな
優太
あ、宅配便が来た少し抜けるわ
洋人
わかったよ
涼太
俺、返事してみようかな
洋人
やめとけよ
涼太
でも気にならないか?
洋人
まあ気になるけど
涼太
返事するぞ
洋人
いややめとけって
おーい
涼太
返事したらいきなり止まったぞ
洋人
大丈夫なのか?
涼太
いや待て、、、
涼太
やばいぞ
洋人
なにがだ?
涼太
猛スピードでこっちのマンションに
涼太
向かってきてる
洋人
え??ほんとか?
涼太
ああほんとだまずいぞ
涼太
階段登ってくる音が聞こえた
洋人
まずくないか?
ドンドン
涼太
扉を叩いてるぞ
おーい おーい
涼太
やべえよこれ!
洋人
警察に通報するか?!
優太
宅配便の人帰ったぞー
涼太
おい優太!
涼太
お前俺と同じマンションだよな?
優太
え?まあそうだけど
涼太
外に向かって
涼太
大声でおーいっていってくれ!
優太
え?なんでだ?
洋人
おいりょうたやめろよ!
涼太
しかたないだろ!
洋人
しかたなくないだろ!
洋人
優太!絶対に言うな!
優太
え??
涼太
早く言えよ!
優太
わかったよ
洋人
おい!やめろって!
優太
言ったぞ
涼太
ドアの音が止んだぞ!
洋人
涼太なにしてんだよ!
涼太
だまれ!お前には関係ない!
洋人
関係なくでだめだろ!
優太
ん?また宅配便だ
洋人
おい!行くな!!
優太
おーい
優太
おーい
優太
おーい
洋人
おい涼太お前最低だぞ
涼太
しょうがねーだろ
優太
おーい
優太
おーい
おーい