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これってグクミン?あとからグテになったりするんですか??
おっと…ハッシュタグの最初にググテテってなってたから、そう思って読み進めてたらグクミンなのかー
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
授業後、僕は少しだけ親しくなったミンジェ と学校内を見て回ることにしたのだが…
明らかに、おかしいと、そう感じた。
廊下には、人相が悪そうな、怖そうなまさに不良、ヤンキーなどというような言葉が似合うようなガタイが大きい上級生が溜まっていたが、
全員がミンジェを見ると、道を開けていくのである。
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
そして、ミンジェの横に並んで歩く僕には、鋭い、異色な物でも見るような視線を投げかけてくる。
クラスメイトと言い、先輩といい…全員がミンジェに対する態度が不思議だ。
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
ミンジェが「秀明」と言った瞬間に廊下をたまり場にしている治安悪そうな上級生が俺を睨んで、一斉に噂話をし出す。
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
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𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
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鬼門中学校。
韓国で悪い意味で最も有名な中学校の名前だ。
韓国人なら、誰しもが一度は聞き、恐れるであろうはずの、最強中学校だ。
僕の中学、「秀明中学」の生徒も、何人も「鬼門中学」のヤンキーや不良にやられている。
鬼門中。
名前からしても、恐ろしいが、その名前の由来は…
中学校がそこに建つまでは、その場所はとても治安が悪く、誰も近づかない、鬼門の地として有名だったため、そのまま「鬼門中」とついたそうだ。鬼門の最悪な所から最高な場所へと希望を願って付けられたそうだが…
結局、入学するのは不良やヤンキーばかりで、ますますその中学の周辺は治安が悪くなり、今では最悪の地区、近寄っては生きては帰れないなどと、様々な良くない噂が飛び交っている。
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
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𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
想像できない。
僕の前の学校は、環境は全てきっちりと整っていたし、学級崩壊など考えられないような学校だったから。
まぁ、私立で、学校長や学園長、理事長やPTA、保護者の教育方針が厳しかったから、その熱意に学校の環境は比例したのだろう。
すると突然、目の前の廊下の突き当りから二人組が飛び出してきて、 僕とミンジェに思い切りぶつかった。
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
僕はその衝動で思い切り倒れてしまったが…
正直、そんな事は…どうでも良かった。
𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛
𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔
全身の血が…駆け巡っていくような…気がした。
時が…止まった気がした。
不思議な…高揚感。
胸の…高鳴り。
急に苦しくなり…僕は心臓を抑える。
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔
…この高鳴りは…そうだ。
運命の人…
何故か、本能的に、分かった。
今までにない感覚、感情だけど…何故か、ピピピッ…と来た。
僕は息を吸う事すら、忘れていた。
𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛
手を差し出され…僕はその人の手を取り、顔を見る。
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
心臓が…止まるかと思う程に…その人は美しかった。
鮮やかな…金髪のサラサラでセンター分けにされた髪。
少しぷくっとしているのに、スラっと感じる、顔の美しい輪郭。
背は、思ったよりも小さくて、でも僕よりは高い。
倒れた僕に差し出された手は、スラっと白く、
目は一重で、すらっとした細い目で、少し青みがかっていて、見ているこちらが吸い込まれそうで、ただひたすらに美しい。
息を…飲むことしか…出来なかった。
𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔
その人は、心配そうに僕の事を覗き込んできて。
僕の心臓は、高まるばかり。
𝐽𝑖𝑓
𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛
𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔
𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛
𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔
𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛
僕らの後ろから、男の人の大きな怖い声が聞こえてからすぐさま、その男の人は、もう一人のぶつかって床に倒れていた人を助け起こして、すぐさま廊下の奥の方へと走っていった。それも、猛スピードで。
僕は、何も話せなかった。
その人を、ただ見送る事しか出来なかったんだ。
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
するとその後からガタイがいい、大きな男の先輩が走ってきた。
𝐽𝑖𝑓
…あ、もしかして…いや、もしかしなくとも…あの二人組の事だ…
男の人は、息を切らしながら、顔を真っ赤死して怒りながら聞いてきた。すると…
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑖𝑓
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑖𝑓
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑖𝑓
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑖𝑓
𝑀𝑖𝑛𝑗𝑦𝑒
𝐽𝑖𝑓
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘
僕は動揺を隠せなかった。
先ほどの運命の人…僕は確実に運命の人と出会ったという事への驚きと、衝撃に対する動揺。そして、
ミンジェ はもしかしたら…とんでもないほどのヤンキーまたは不良なのではないかという謎めいた確信に対する動揺だ。
"あの不思議な高揚感"
"突然の胸の高鳴り"
"甘くかぐわしい香り"
僕は…見つけてしまったのだ…ついに…