コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
残業で身体が鉛のように重い金曜の夜。
唯一の慰みは、帰りに寄った メロンブックスの袋の中身のみ。
○○
裏路地に入った時、思わず足を止めた。
○○
壁にもたれかかり、人が座っている。
いや、倒れている?
近づくと、それは若い男の人だった。
意識はなさそうだが呼吸はしている。
○○
目元が隠れるほど髪が長く、 隙間から見える顔立ちは整っていた。
○○
声をかけても反応はない。
とても迷ったけれど、 このまま放っておく事もできなかった。
私は彼をどうにか担ぎ上げ、 自分のマンションまで連れて帰った。
翌朝。
おんりー
○○
彼はゆっくりと体を起こした。
おんりー
○○
○○
彼は一瞬きょとん?とし、 それから可愛らしく微笑んだ。
おんりー
おんりー
おんりー
○○
○○
おんりー
○○
おんりー
○○
○○
おんりー
おんりーくんは小さく咳払いをする。
おんりー
○○
水をグラスに注ぎ、部屋に戻ると おんりーくんは当たりを見回していた。
そして、目線がピタリと止まった。
そこは昨夜、置きっぱなしにした メロンブックスの袋の中身が────。
○○
慌てて駆け寄る私をよそに、 おんりーくんは手に取った一冊を見る。
その表紙にはキス寸前の男2人の 美麗なイラストが書かれているわけで。
おんりー
○○
おんりー
おんりー
おんりーくんは表紙を見せ、微笑んだ。
○○
○○
おんりー
○○
おんりー
おんりー
○○
○○
○○
おんりー
彼はこちらを見て、少し目を細めた。
おんりー
○○
おんりー
おんりー
一瞬、何を言われたか分からなかった。
○○
おんりー
○○
○○
おんりー
○○
おんりー