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ふぇ?!気になるぅ........
kuro
kuro
ひいね
ひいね
kuro
ひいね
ないこ
If
目をまん丸にしたないこに対して、俺は軽く「うん」と返しただけだった。
俺はないこの家の近所にあるカフェの店員だ。
店員といってもアルバイトの高校生で、年齢は大学生であるないこの2つ下だ。
まろは、性格がサバサバしていて、初めて会った時から気さくに話しかけてくれた。それ以来、母に頼まれてコーヒー豆を買いに来るたびにまろと雑談することは、俺の日常になっている。
店内のカフェスペースでは、大学生くらいの男性が本を読みながら、静かにコーヒーを飲んでいた…他にお客はいない。
ないこ
ないこ
ないこ
つまり、付き合い始めて1ヶ月しか経っていないことになる。
『彼』がまろに言ったという…
「これからの時間」なんて、作ることも出来なかったはずだ。
何があったのか俺が目で問う俺に、まろは、コーヒー豆を量りながら答えた。
If
ないこ
まろに告白したのは、同じ大学に通う有栖初兎だった。
初兎
If
初兎
If
初兎
初兎
奇をてらわない、ストレートな告白に、俺は好感をもった。
いや…もってしまったんだ
If
と答えると、初兎は想像以上に喜んだ。
それだけで好意を寄せてくれているんだ、と思うと、俺も悪い気はしなかった。
初兎
初兎
If
初兎
初兎
初兎
If
頑張るってのが初兎っぽいなと思って、俺は笑った。
初兎とだったら、これからも楽しくやっていけそう。
あの時は、本当にそう思った。
最初に違和感を覚えたのは3回目のデートで映画館に行った時だった。
初兎
If
俺はふと思い出した。
初兎の告白にOKした時。
初兎
初兎
その時は初兎との交際が始まることを実感させられて、くすぐったい思いがした。
If
その響きにわくわくする自分もいた。
大学帰りに食事をしたとき、
初兎
If
初兎
If
初兎
If
If
なんで…
なんで…?
なんで…??
𝑒𝑛𝑑
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