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ココナ
殺す、殺す殺す殺す…
オトナ
はぁ？なんの武器も持ってないお前に何かできるわけないんだよ！
ココナ
あるよ？
ココナ
ほら、あなたのナイフ。
乃亜奈
ココナ！いくらなんでも人殺しはダメだよ！
オトナ
こっ、こっちに来るな！いつの間にナイフを…！
乃亜奈
ココナやめて！
ココナ
ごめん乃亜奈
ココナ
いざとなったら私を殺して構わない。けど…
ココナ
まずはコイツを殺さないと。
オトナ
ひ、あ、や、やめでぐでえええええええええええええ！！！
？？？
…
1人の少年が、私の手と乃亜奈の手を引っ張る。
そして、私は手に持って居たナイフを落とした。
乃亜奈
きゃっ…
オトナ
あっ…！？くそっ…とにかく報告しないと！
私達は少年に、路地裏に引っ張ってこられた。
？？？
大丈夫かい？
ココナ
…あ、私何をしようと…！？確か、オトナを…
乃亜奈
ココナ…あの、貴方は誰？
ソウタ
僕はソウタ。よろしくね。君は今覚醒をして居たんだよ。
ココナ
かく…せい？
乃亜奈
どうやって覚醒なんか！？
ソウタ
子供は…相当なショックを受けると、覚醒するんだよ。
ソウタ
「子供」はね
ココナ
それで私は…
乃亜奈
あの…私は乃亜奈です。
ココナ
私はココナです。
ソウタ
肩苦しいから、普通にタメ口でいいよ。それと君達には、「子供の世界」に行ってもらうよ。
ココナ
子供の世界？
乃亜奈
そこで何を？
ソウタ
とにかく、僕はその世界の案内人役をしてるんだよ。その世界に入ったら、教えてあげるね。
ココナ
はぁ…
乃亜奈
な、なんだろうね…
ココナ
うん…
ソウタ
まぁまぁ、気にせずに！
ソウタ
お楽しみにね！
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