一覧ページ

猫の冬弥と飼い主の類

第1話 - 猫の冬弥と飼い主の類

160

2022年08月23日

#腐ロセカ

#類冬

#リクエストありがとうございます!!

Rekindle Toya

白猫

………。

類

おや？猫じゃないか……。

ﾕｾ

リクエストありがとうございます！

ﾕｾ

今回は、猫の冬弥と飼い主の類の話です。

友情出演で、“天翔るペガサス”が出てきます。

ﾕｾ

ちなみに、ネットショッピングの箱は、類達が寝た時に帰ってきたｶﾐｼﾛ母が受け取ってくれました。

ｶﾐｼﾛ母は、猫を飼うことを、既に類に教えてもらってます。

─ とある雨の日 ─ （の、類が傘をさしてる状態だと思ってください。byﾕｾ）

類

まさか、こんなに雨が降るなんてねぇ…

なんて言いながら、歩いて居ると…

ﾆｬｰ…ﾆｬｱ……。(何処からか、猫の鳴き声がする)

類

猫の鳴き声？

類

一体…何処から……？(猫の鳴き声がする方に歩いて行く)

白猫

にゃぁ……にゃぁ…(雨に濡れてずぶ濡れの泥まみれになってる)

類

！…野良猫じゃないか…！

白猫

にゃぁ……にゃぁ………。(力なく鳴いている)

類

それに…こんなに泥まみれで……

白猫

にゃぁ……。

類

……君、

白猫

…にゃぁ……

類

良かったら、僕の家においで！(泥まみれの野良猫を優しく抱っこして帰り道に戻る)

─ 神代宅リビング ─

類

今日は、僕の両親が帰ってこない日なんだ…とは言っても、母さんは…かなり遅い時間に帰ってくるけどね？

白猫

……にゃぁ………。

類

それはそうと、今日から君の家はここだよ！

白猫

……にゃぁ……

類

うーん…元気がないねぇ…

類

それに…泥まみれだから…

白猫

……………にゃぁ……

類

君は嫌かもしれないけれど…

類

これからお風呂に入れるよ？

白猫

にゃぁ………

─ お風呂場 ─

白猫

……にゃぁ………

類

嫌だろうけど…シャワー、するよ？

白猫

…にゃぁ……。(シャワーのお湯をかけられても無抵抗)

類

おや？

類

君は…水…というか、これはお湯だけど…

類

が、苦手じゃないんだねぇ

白猫

にゃぁ……。(体を洗ってもらったので、本来の毛色に戻る)

類

！…フフ、綺麗な白猫だね！

類

それが…君の本来の毛色なんだね！

白猫

……にゃぁ…

─ 再び、リビング ─

類

ほら、これでもう大丈夫だよ！(洗ってあげた白猫の毛を乾かしてる)

白猫

にゃぁ…。(1度だけ、ありがとう。というように尻尾を動かす)

類

どういたしまして！

類

さて、と……

類

えーと、猫の飼い方…と。(スマホで猫の飼い方を調べてる)

白猫

…………。(大人しくしてる)

類

ふむ…なるほどねぇ…

類

とりあえず、この子にご飯をあげないといけないし、

類

この子の名前も考えないといけないね。

白猫

？……。

類

フフ、可愛いねぇ♪

白猫

にゃぁ……？

類

そうだなぁ…君の名前は……。(再び白猫を抱っこする)

白猫

……？(再び抱っこされる)

類

君の名前は……トウヤだよ！

トウヤ(白猫)

にゃあ…！(喜ぶ)

類

フフ、喜んでくれたみたいだね！

トウヤ(白猫)

にゃぁ……！

類

トウヤって言う名前はね…

類

僕の好きな人の名前なんだ。

トウヤ(白猫)

にゃぁ…？

類

僕の…初恋を奪った子なんだよ。

トウヤ(白猫)

にゃぁ…

類

おっと、お腹が空いているだろう？

トウヤ(白猫)

にゃぁ……

類

ちょっと待っていておくれ。(キッチンの方に向かう)

類

えーっと、キャットフードは…ないからなぁ…

類

明日にでも買って来ようかな…

類

……僕の知り合いに猫を飼ってる人は………

類

……うん…、居ないねぇ…

類

さて、どうするか……。

すると、神代宅のインターホンを鳴らす音がする

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ！

類

おや？誰かな？(玄関へ向かう)

─ 神代宅玄関 ─ （雨は晴れたと思ってください。byﾕｾ）

類

はーい、どちら様ですか？

司

おお！！類！！！

類

おや、司くんじゃないか、どうしたんだい？

司

類！お前の忘れ物を届けに来てやったぞ！この！！天翔るペガサスが！！！

類

フフ、ありがとう司くん。

司

何！礼には及ばん！

類

あぁ、そうだ。

類

司くん。

司

む？何だ？類？

類

僕、猫を飼うことにしたんだ。

司

は？猫？

司

いきなり…どうしたんだ？類？

類

実は…野良猫を拾ってね。

司

野良猫？

類

あぁ、放っておけなくてね……。

類

それで…キャットフードがないから、どうしようと思っていたんだよ。

司

なるほどな…

司

なら、オレが買って来るか？

類

え？いいのかい？

司

ああ、構わん。

司

それに、猫を飼うとしたら…猫用のトイレとかも買わんとならんぞ？

類

ああ、それなら…ネットショッピングで良いのがあってね、

類

それで買ったよ。

司

ネットショッピングで買ったのか、

司

高いはずだが……

類

まぁね。

類

でも、ね？

司

いや、まぁ…お前が良いのなら…

司

オレは何も言わんが……。

司

とりあえず、今日分のキャットフードがないんだろう？

類

そうなんだよねぇ…

類

だから、明日買おうと思ってね

司

なら、とりあえず、今日分のキャットフードはオレが買ってきてやるから、少し待ってろ。

類

ありがとう。司くん。

司

ああ！(キャットフードを買いに行く)

司

類！すぐに買って来るからここ(玄関)に居ろ！いいな！

類

はいはい、分かったよ。

─ 数分後 ─

司

類ーーーー！！買って来たぞ！

類

ああ、本当に速かったねぇ

類

ありがとう。司くん

司

ああ！ついでに、猫用のエサ皿も買って来てやったぞ！

類

うん、本当にありがとね。

司

ではな！

そう会話を交わして家の中に戻る

─ リビング ─

トウヤ(白猫)

………。(類を待ってる)

類

すまない…待たせてしまったね。

トウヤ(白猫)

にゃぁ…。(お腹が空いて耳と尻尾がﾍﾟｼｮﾝ…となってる)

類

お腹が空いただろう？

類

ほら！ご飯だよ！(司がエサと同時に買ってきてくれたエサ皿にキャットフードを入れる)

トウヤ(白猫)

……ﾊｸﾞｯ…。(キャットフードを食べる)

類

どうだい？食べれるかい？

トウヤ(白猫)

にゃあ…！！(ﾊｸﾞｯ!!ﾊｸﾞｯ!!とキャットフードを食べてる)

類

フフ、そんなに急いで食べたら、大変なことになってしまうよ？(キャットフードを食べてる飼い猫の頭を優しく撫でる)

トウヤ(白猫)

にゃあ！にゃあ！(いつの間にか食べ終わってる)

類

おやおや…もう食べ終わったのかい？

トウヤ(白猫)

にゃあ！

類

可愛いねぇ、よしよし。

類

あ、そうだ。

類

トウヤ、少し待っててね！

トウヤ(白猫)

にゃあ？

─ 数分後 ─

類

トウヤ、おいで！

トウヤ(白猫)

にゃあ？(呼ばれて近寄る)

類

少し、すまないね。(そっと、飼い猫の首に、首輪代わりの紫のリボンを結ぶ)

トウヤ(白猫)

？…。(飼い主に、首輪代わりの紫のリボンを首に結ばれてる)

類

首輪、まだ買ってないからねぇ…

類

それの代わりさ

トウヤ(白猫)

にゃあ！にゃぁ！

類

フフ、嬉しいのかい？

トウヤ(白猫)

にゃあ！

類

お気に召したようで何よりだよ。

類

明日、ちゃんとした首輪を買ってくるから、少しの間はそのリボンで我慢しておくれ(再び、飼い猫の頭を優しく撫でる)

トウヤ(白猫)

にゃあ、にゃぁ

─ 翌朝 ─ （早すぎとか言うな。byﾕｾ）

─ 類の部屋 ─ （というか、寝室だと思ってください。byﾕｾ）

トウヤ(白猫)

………。(器用に類の寝室の扉を開けて入ってくる)

類

……すぅ……すぅ……。(夜更かししてまだ寝てる)

トウヤ(白猫)

んにゃ、(まだ寝てる飼い主の上に登る)

トウヤ(白猫)

ｶﾞﾌﾞｯ!!(そのまま、飼い主の鼻の頭を噛む)

類

！？いっ！？(飼い猫に鼻の頭を噛まれて起きる)

トウヤ(白猫)

にゃー！！ﾍﾞｼｯ!!(今度は飼い主に猫パンチする)

類

イタタタ、トウヤ？！

類

何するんだい！？

トウヤ(白猫)

にゃー！！！ｶﾞﾌﾞｯ!!!(起きろ。という意味で、今度は飼い主の手を噛む)

類

痛い痛い痛い痛いって！

トウヤ(白猫)

にゃー！！！！ｶﾞﾌﾞｯ!!!!(朝っぱらから噛み付いて起こし方に容赦がない)

類

待って！待って！！イタタタ！

トウヤ(白猫)

にゃー！！ｶﾞﾌﾞｯ!!!(今度は飼い主の腕を噛む)

類

分かった！分かった！起きるよ！！起きるから！！噛むのをやめておくれ！！！

トウヤ(白猫)

にゃー、(飼い主が起きたら、何事も無かったかのように毛繕いして、噛み付くのをやめる)

類

あー…、僕の腕や手が……。(飼い猫に散々、噛み付かれたので腕や手が傷だらけ)

トウヤ(白猫)

にゃー。(類の寝室から器用に開けた扉から出て行く)

類

えーと……トウヤは僕を起こしに来たのかな？

類

の、割には…うん……。

類

容赦がなかったような……。(なんて言いながらベットから降りてリビングに向かう)

─ リビング ─

トウヤ(白猫)

にゃー、(リビングのソファに登ってる)

類

トウヤ、何してるんだい？

トウヤ(白猫)

にゃあ、(リビングのソファから降りて、ネットショッピングの箱をﾃｼﾃｼする)

類

おや？届いていたのかい？

トウヤ(白猫)

にゃー

類

もしかして…それを教えるために？

トウヤ(白猫)

にゃぁ！

類

そっか、ありがとう。

類

でも、あんな乱暴に起こさなくても良いんだけどなぁ…。(苦笑する)

トウヤ(白猫)

にゃー。

類

全く、昨日は…あんなに元気がなかったのにねぇ

トウヤ(白猫)

にゃあ

類

フフ、それだけ…

類

元気になった、ということかな？

トウヤ(白猫)

にゃあ！

類

どうやら、そのようだね。

トウヤ(白猫)

にゃあ！

類

トウヤは本当に可愛いねぇ！(飼い猫の頭を撫でて、抱っこすると朝から猫吸いする)

トウヤ(白猫)

にゃー。(猫吸いされてもなんともない)

類

トウヤ、少しの間…お留守番できるかい？(猫吸いをやめて、飼い猫を降ろす)

トウヤ(白猫)

にゃー！

類

それじゃあ、少し、外に出て来るよ

トウヤ(白猫)

にゃー

─ 数時間後 ─

類

ただいま、トウヤ！

トウヤ(白猫)

にゃー！(おかえり。と言うようにスリスリしてる)

類

トウヤに似合いそうな首輪を見つけてきたよ！(買ってきた紫の首輪を、首輪代わりのリボンを解くと、飼い猫に首輪を着ける)

トウヤ(白猫)

にゃー！(ちゃんとタグ付きの紫の首輪を着けてもらった)

類

やっぱり、似合ってるね！トウヤ！

トウヤ(白猫)

にゃー！

ﾕｾ

シーン数が凄いけど…

ﾕｾ

こんな感じで大丈夫かな？

ﾕｾ

改めて、リクエストありがとうございました！

ﾕｾ

それじゃ！

この作品はいかがでしたか？

160

1件

ありがとうございます！！！めちゃくそ可愛い😍好き。本当にありがとうございます！！

Rekindle Toya

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

猫の冬弥と飼い主の類

第1話 - 猫の冬弥と飼い主の類

作者の他の作品すべて見る

#腐ロセカの新着小説
一覧

関連するタグ

猫の冬弥と飼い主の類

第1話 - 猫の冬弥と飼い主の類

作者の他の作品すべて見る

#腐ロセカの新着小説一覧

関連するタグ

#腐ロセカの新着小説
一覧