朝 6:00
可憐
んー、、、!よく寝たぁ〜、、、!
可憐
(もう朝、なんだ。)
可憐
(学校まで2週間もあるし、、、まだ居ていいかな。)
桐生
可憐、おはよう。
可憐
あ、おはよう。桐生さん。
桐生
酔いは覚めたか?
可憐
うん、もう大丈夫だから。
桐生
そういえば可憐、昨日に俺当てに荷物が送られてな。
桐生
こんな物が送られてきてな、手紙も来たんだ。
可憐
?どれどれ、、、
可憐
え、、、?これ、ペンダントだね。すごく高そう、、、。
桐生
多分奏美って奴当てだと思うんだが、配送紙には俺の名前が書いてあったんだ。
可憐
そうなんだ、、、手紙とかなんだろう?
可憐
親子喧嘩で離婚とか、、、ドラマみたい。
桐生
、、、そうだな。
可憐
とりあえず、ご飯作ろっか。
桐生
あぁ、わかった。
可憐
出来たよー、桐生さん。
桐生
あぁ、ありがとう。いただきます。
可憐
桐生さん、今日ちょっと味変えたんだけど。
桐生
あぁ、卵焼きが程よい塩っぱさになってる。
可憐
ふふっ、正解。
可憐
また違う味にするね。
桐生
ありがとう、また楽しみにしているよ。
可憐
桐生さん、今日は休み?
桐生
いや、今日は仕事だな。
桐生
でも、今日は早番だからな。帰るのは早いよ。
可憐
そう、じゃあ待ってるから。
桐生
うん、わかったよ。何か買い物は無いか?
可憐
そうだなぁ、じゃあ豚肉と玉ねぎとお味噌お願い。
桐生
わかった。
可憐
忘れ物ない?
桐生
大丈夫だよ。
桐生
じゃあ、行ってくるよ。
可憐
うん、いってらっしゃい。
ガチャ
可憐
(よし、それじゃ掃除しようかな。)
可憐
の前に、手紙っと。
???
、、、。(外から見る)
可憐
(そういえば、手紙よく読んでなかったや。読んでみよう。)
愛する娘 奏美へ 奏美、この間はお母さんとの喧嘩で怒鳴ってごめんな。お父さんはあの時、結構色々と追い込まれていてな、奏美の事を気にしてやれなかったんだ。それに、喧嘩が原因でお父さんはお母さんと離婚する事になったんだ。奏美の事はお母さんが引き取る事にした。お母さんには、こんなに情けなくて本当にごめんなって、伝えておいてほしい。もし、お父さんに会いたいなら神室町の雑貨ビルで仕事をしているから、そこに行きなさい。こんな勝手な父親で奏美、本当にごめんな。
可憐
(この子奏美ちゃん、って言うんだ。)
可憐
(離婚したって事は母子家庭なのかな。やっぱ離婚した理由はいつでも残酷な内容だ。)
可憐
(それと、ペンダントも気になる。)
可憐
あ、秋山さんからだ。に、逃げろ!?どういう事、、、?
可憐
ちょっと、急過ぎだしなんなの、、、?
通話中
秋山
可憐ちゃん、今すぐ逃げろ!
可憐
ど、どうしたの、
秋山
そこは危ないんだ!!ペンダントと手紙を持って早く逃げるんだ!
可憐
えぇ!?ちょっと、手紙手紙、、、あった!
秋山
あとはペンダント!
可憐
えーっと、、、ペンダント、、、あった!
可憐
い、いやどうして私がペンダント持ってるの知ってるの!?
秋山
それはまた後だ!とにかく安全な場所へ走れ!
可憐
え、うん!分かった!てか、安全な場所って何処!?
秋山
中道通りのコンビニまで行けるかい!?
可憐
か、神室町の!?
秋山
そうだ!そこで落ち合おう!
可憐
わ、わかった。
可憐
外には出たけど、、、どうやって神室町に行こうかな、、、。
可憐
(タクシーで行っても、捕まえられるかな、、、?)
可憐
(そう遠くは無いし、、、自転車で行けるかな。)
チャリーン ママチャリ
可憐
(えっと、鍵はここに、、、よし。)
???
、、、。タッタッタッ
可憐
え!?
可憐
(なんかヤバそう。逃げないと、、、!)