テラーノベル
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赤
橙
赤
この、俺の寝床に入るのが嫌で嫌で仕方なかった
橙
赤
少しだけ微笑み、部屋に戻るまで見送った
橙
ドアを開けて少し立ち止まり、振り返った
赤
橙
それだけ言って、みんなが俺の部屋だと思っている物置部屋に入った
赤
少しドアを開けて、誰も居ないことを確認した
赤
赤
床下収納を開け、立ったままそれを見ていた
母
赤
母
赤
みんなに聞こえないようになのか、小声で言ってくる それでも、圧が凄い
父
母
父
母
父
母
俺は言われるがまま動く、この人たちの前では
ロボットのように、AIのように
海の見える、人気のない古くて壁が壊れている倉庫
飛ばされて来た空き缶やペットボトル、ビニール袋が大量にあった
赤
ここでは、よく殴られていた
あぁ、これ懐かしいなぁ、、
5分ほどすると立てなくなって、空を向き倒れる
この景色が大好きだから、 この場所が大嫌いで大好きだった
父
母
母
父
母
母
赤
父
母
父
そう言って置いて帰ってしまった
赤
赤
そう言って、何とか立ち上がった
ただ、こんなに綺麗な場所をこのままにして置くのは名残惜しかったため、 捨ててあったビニール袋にゴミを集めた
コメント
1件
めっちゃ面白いです✨ 続き楽しみです🫶🏻