昔、 Dice という町は 吸血鬼と人間が仲良く暮らしていました。
そして、ある時には irregular の王女が殺されてしまいました
その事が原因なのか、
そんな Dice は irregular の作った勝手な法律で 色んなことが変わってしまいました。
1 吸血鬼は Dice に入ってはならない
2 吸血鬼は見つけ次第、 吸血鬼ハンターが罰を下すこと
3 吸血鬼と仲良くした場合は 人間と吸血鬼両者共に罰を下す
4 絶対にこの Dice から 吸血鬼 という存在を消すこと。
5 吸血鬼ハンターは 子供の吸血鬼を射殺すること。
6 王に逆らわないこと
そうして今の Dice が出来ました。
めでたし、めでたし。
なわけねぇだろう?
Dice という国には 吸血鬼と人間が仲良く暮らしていた
特になにも問題は無かった
俺にも吸血鬼の友達がいた。
名前は...確か、
" ほとけ "...だった気がした。
とにかく明るいヤツで、 それでもって人間に対して優しかった
何があっても人間を襲わなかった
吸血鬼
吸血鬼
吸血鬼
黄
本当に、ただ純粋に みんな楽しそうだ。
これから全てがぐちゃぐちゃに なるなんて、
思いたくなんて無かった
水
黄
水
黄
黄
水
水
黄
とっても愛らしくて、 吸血鬼には見えないな。
水
黄
水
水
黄
水
ほとけが差してる日傘は 俺が上げたものだ。
吸血鬼は日光に当たると 火傷をしてしまうそうだ。
俺が勝手に心配して ほとけに似合う日傘を買った。
そうとう気に入ってくれたらしい
黄
水
水
黄
水
...本物、見せてあげたかったなぁッ
なんて今思っても無駄なのだろうか
とある日の夜。 誰もがねむりについた時間。
人間の家に泊まっている 吸血鬼も居たはず。
大きな大きな銃声音が 鳴り響いた。
" 吸血鬼によって王女は殺された "
そんなの嘘に過ぎなかった。
黄
黄
眠い目を擦り、目の前を はっきり見ると
血だらけで息絶えた王女様と 膝から崩れ落ちている王様の姿があった。
...王様は左手に銃を持っていた
黄
王女様が 吸血鬼 ?
冗談は良してくれ。
そう言いたかった。 今にも逃げ出したかった。
夜中、王女様は王様を襲おうとした。
吸血鬼と人間ではかなり 力の差があった。
そこで王様はほぼ殺されかけた。 そして...手元にあった銃で、_
黄
黄
黄
" あにき? "
" あにきー!♪ "
それからのことはよく覚えてない
王様は嘘の公表をしたと同時に 新しく法律も作った。
翌日、街に行くと 吸血鬼の死体でいっぱいだった。
どうして? あんなに仲良しやったやんか。
吸血鬼やって、人間のことを 襲わずに仲良くしてたやんか。
そんな吸血鬼を ナイフやらで殺したのか?
黄
黄
黄
ひたすらに名前を呼んで 探し回った
嫌な予感がしたから。
そんな予感は的中していて
水
水
黄
水
黄
黄
水
水
黄
水
水
黄
水
水
紫
桃
青
そんな話をしてる弟たち。 そんな中で聞こえた聞き覚えのある声。
黄
水
黄
水
水
久々に見たほとけは 痣だらけで、
日光の真下にいる。 羽が少し燃えてしまっている。
黄
水
水
黄
黄
黄
情けなく泣く俺を 慰めるようにするほとけ。
そんな温かさと嬉しさで 余計に泣いてしまったのは内緒。
次回 ... 500 ♡
コメント
2件
すきだ。(?)
コメント失礼しますm(_ _)m 王様の嘘のせいで、黄水が悲しい思いをしてしまったんですね……過去の吸血鬼水くん元気で可愛いです!💕💕 王様許さない……(圧) 続き楽しみです!«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク