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どうするべきだったのか、俺もよく分からない。

今はこの選択が間違いじゃなかった と、そう信じていたかった。

恭平

んぇ、大吾くん、?

大吾

恭平、ちょっとええか?

恭平

大吾くん?どうかしたんですか?

大吾

みっちーとなんかあった、?

恭平

え、

大吾

昨日の夜からみっちーがなんか変やねん、

大吾

それに、謙杜からも聞いたで

恭平

謙杜、?

大吾

学校でも元気なかったって、恭平もみっちーとあんまり話してへんかったって、

恭平

.....

大吾

なぁ、なんかあるなら言いや?

大吾

みっちーや謙杜には言えへんことなら俺とか丈くんとかに相談するでもええから、

大吾

1人で抱え込まんとって、?

恭平

でもっ、

大吾

仕事が忙しいとか、そんなこと考えなくてええから、

恭平

っ、

大吾

誰かに話したらちょっとでも楽になるかもしれへんやん、?

大吾

なぁ、?

恭平

今はまだ、言えないです...

大吾

...、そか、

大吾

言いたくなったら言いや?

大吾

俺たちはいつでも相談のるからな、?

恭平

はい、

恭平

ありがとうございます、

恭平

きっと大吾くんなら優しく頷いて聞いてくれる

恭平

みっちーなら、、

恭平

怒ってくれるかな、笑

恭平

相談...した方がいいのは分かってる

恭平

でも、なにわ男子に何かあったら...

恭平

くそっ、

恭平

もうどうしたらいいんだよっ、!?

それからはずっと同じ状況。

みっちー達とはあまり話していない。

A子は、相変わらず俺を"もの"だと言ってくる

大吾くん達はずっと心配してくれていて、ときどきメールをくれる。

それでも俺は、誰にも相談できずにいた。

ある日

謙杜

なぁ、高橋くん

恭平

っ、謙杜、

謙杜

ちょっと話あるんやけど、

恭平

うん、

謙杜

場所...変えよか、

謙杜

ここでええか、空き教室やし

謙杜

でさ、話なんやけど

恭平

...うん、

何言われんだろ、

責められるかな、きらわれたかな、

もしかしたら絶交とか、、

謙杜

A子さんと付き合ってるってホント?

恭平

は、?

恭平

なに...それ、、

謙杜

ってことは嘘か、

俺がA子と付き合ってる?

そんなことになった記憶はない、

恭平

そんなの、どこから...っ、

謙杜

A子が言うてた

恭平

っ、!?

謙杜

ホントやないねんな、?

恭平

ほんとじゃない!

恭平

だって俺は...!

恭平

っ、

謙杜

ん?

恭平

ううんなんでもない、

謙杜

...

謙杜

そか、

謙杜

高橋くんもなんかあったら言ってな

恭平

うん、ありがと

謙杜

話つきあってくれてありがとーな

謙杜

じゃーなー

恭平

ばいばい、

ガラガラ...

恭平

.....

だって俺は

『みっちーが好きだから』

恭平

(何を言おうとしてるんだ俺は、)

恭平

ふぅ...、

恭平

それよりも、、

恭平

まずいことになったな...、

帰り道

恭平

ぁ、この公園、

帰り道にみっちーと謙杜と3人で ここで話したり遊んだりした

恭平

もう、あんなふうには
戻れないのかな...、

恭平

なんで、

恭平

なんでっ、...泣

「好き」だけじゃだめなのだろうか、

恭平

ぐすっ、ぐす、泣

恭平...、?

恭平

...、?泣

恭平

っ、大吾くん...、

大吾

どうしたん、こんなとこで、

大吾

って泣いてるん、!?

恭平

ぇ、あ、これは違くて!

恭平

目にゴミが...っ、

大吾

もうええで、

恭平

ぇ、

大吾

無理せんでええ、

大吾

抱え込まなくてええ、

大吾

もっと頼ってや、?

恭平

...、

大吾

迷惑なんて思わなくてええから、

大吾

な、?

恭平

聞いて...くれますか、?

大吾

もちろんっ!

俺はすべてを話した。

みっちーのこと

誰かに話したらなにわ男子が危ないということ

A子がみっちーではなく俺目当てだったこと

A子が俺と付き合ってると言っていること

大吾

なんっや...それ、、

恭平

、...

大吾

恭平目当てだったって、

大吾

恭平は襲われてるんやで!?

大吾

好きな人にそんなことせんやろ!?

恭平

それはっ、

『私、高橋くんが襲われてるとこ見てすっごく楽しくて!』

『私のものだけど、いじめられてるとこ見てたいんだよねぇ〜笑』

恭平

って、

大吾

意味わからんっ...、

大吾

恭平、よく耐えたな、

恭平

え、

ぎゅっ

恭平

ちょ、大吾く...!?

大吾

思ってること、言ってええで

恭平

っ...、

大吾

吐き出した方が楽になれる

恭平

...、

恭平

みっちーが好き...っ!

恭平

別れたくなかったぁっ、!泣

恭平

ずっと、ずっとそばにいたかった...泣

大吾

うん、

恭平

A子のことも、っ

恭平

付き合ってるとか、そんなことみっちーに知られたらどうしようって

恭平

ずっと思って、泣

恭平

話したいのに、話せなくて...泣

恭平

辛かったっ、

大吾

うん、

恭平

みっちーと一緒にいたいけど、みっちーの夢を壊したくない、

大吾

うん

恭平

大吾くん、

恭平

俺はっ、どうしたらいい、?

大吾

恭平、

大吾

なにわ男子のこと思ってくれてありがとうな、

大吾

でも俺は、みっちーにも恭平にも笑っててほしい

大吾

2人のことが公になったとしても

大吾

恭平みたいなコなら、ファンは許してくれるんちゃうかとか思ってる

大吾

俺なら許す。

恭平

大吾くん、

大吾

1回きりの人生なんやから、

大吾

好きにしてへええと思うよ、

大吾

誰かに縛られて生きるのはいやや。

恭平

っ...、!

恭平

ふぅ"...っぐすっ、泣

大吾

おゎっ、!?ちょ、え!?

恭平

ありがとう...っ、ありがとうっ、泣

大吾

...、

大吾

うん、

大吾

このことは、みっちーには、?

恭平

...、言いません、

大吾

恭平、

恭平

いつか言う、でもそれは今じゃない

大吾

そか、

大吾

わかった

恭平

話聞いてくれてありがとうございました、

大吾

いえいえ、少しでも力になれたなら良かった

大吾

またなんかあったらなんでも言ってな

恭平

はい、!ありがとうございます!

大吾

じゃ、家まで送るわ!

恭平

え、いやいやいやいいですよ、

大吾

え、なんで

恭平

家の方向逆だし

恭平

大吾くん明日も仕事でしょーー、

大吾

う"っ、

恭平

早く帰った方がいいんじゃないですかー?

恭平

明日は何時から仕事なんすか

大吾

...6時

恭平

帰ってください!笑

大吾

はぁい、、

恭平

じゃまた、

大吾

うん、ばいばーい、

恭平

よし、俺も帰ろーかな、

こんにちわーー

恭平

...、?

恭平

っ、!?

恭平

な、なんでっ、!?

A子

あれ西畑くんだよね〜

A子

何話してたのー?

恭平

べ、別になにも、

A子

ふーん、

A子

嘘つく子にはお仕置だなぁ、

恭平

はぁ、?

バチバチっ(スタンガン...的な)

恭平

う"っ、!?

どさっ

A子

高橋くんがいけないんだから笑

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