主
僕、屋上で靴を脱ぎかけた時に
桃髪の先客に声をかけてしまった。
青
口をついて出ただけ。
本当はどうでもよかった。
先を越されるのがなんとなくしゃくだった。
桃髪の子は、語る。
桃
桃
青
青
桃
青
青
青
青
桃
桃
バタン
桃髪の子は、消えてった。
さぁ、今日こそはと靴を脱ぎかけたらそこに
背の低い男の子
青
また声をかけてしまった。
背の低い子は、語る
クラスでの孤独を。
赤
って
青
青
青
青
赤
赤
バタン
と、泣いて背の低い子は消えてった
そうやって、何人かに声をかけて
追い返して、私自身の痛みは
誰にも言えないまま
初めて見つけたんだ。
似たような悩みの子
何人目かにあったんだ
黄色いカーディガンの子
黄
黄
黄
と言った。
口をついて出ただけ
本当はどうでもよかった。
思ってもいないこと
でも、声をかけてしまった
青
あぁ、どうしよう
この子は止められない
青
青
青
青
黄
黄
バタン
って、目を伏せたまま消えてった。
きょうこそは誰もいない。
僕、ひとりだけ
青
邪魔してはくれない。
スッ、、、
カーディガンは脱いで
ネクタイはほどいて
背の低い僕は
青
ヒューーーーーーーー
青
グシャ
主
主
主
主
コメント
5件
最高
止められる側も辛いけど止める側も辛いんですよね🥲 私は小5の時から現在まで"死ぬまで生きてやる"で来てますw(?) 絶対に死ぬまで生きますw! フォロー失礼します🙇🏻♀️!