噫鼉
こんにちは噫鼉です
噫鼉
悲しい話が書きたかったので
噫鼉
※狗巻先輩おにぎり語全然話しません
※狗巻先輩日本語すら話しません
※でも1部話す部分があります
※狗巻先輩以外大体出てこない
※狗巻先輩なんか可哀想
※狗巻先輩日本語すら話しません
※でも1部話す部分があります
※狗巻先輩以外大体出てこない
※狗巻先輩なんか可哀想
噫鼉
これが大丈夫なら見てください
イヌマキトゲ
……
イヌマキトゲ
カカカッ
ここは森の奥深く
そして壊れたオルゴールを巻いたような音を出したのは
元・呪言師 狗巻棘
イヌマキトゲ
カシャッ
彼は呪霊と戦い
誰かを庇って死んだ
…そのような気がする
正確には完全には死ねなかったのかもしれない
今彼は己の屍を体に残った呪力で無理矢理動かしているような状態だ
イヌマキトゲ
チリチリッ
どちらにしろ彼は今、屍しか生きて居ない状態、
死んだ以外の事は思い出せなかった
彼は取り敢えず動いた
イヌマキトゲ
コッコッ
彼は死んだこと以外のことを忘れていた
なので勿論
東京には人間が多いということを忘れていた
イヌマキトゲ
…カカカッ
子供
ママ〜あの人変なこと言ってるよー
親
見ちゃダメ!
イヌマキトゲ
…スチッ
男
何言ってんだアイツ笑笑
男2
笑笑見ちゃダメ!WWWWWWWW
男
笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑
イヌマキトゲ
…
男
グアッ
男2
オ゛ェッ
イヌマキトゲ
……!?
男
ア゛ッ
男2
ーー!゛
イヌマキトゲ
ピーー!
男
ゲホッゲボッ
男2
ウゥアァ…
イヌマキトゲ
…トントン
彼は
己が呪霊になった時に
「言葉」
という最大の武器を無くしてしまった
その代わりに彼には
「音」
という武器ができた
心の中
イヌマキトゲ
…これ俺なんも話せなくなったんじゃない?
彼の武器の具体的な部分が分かるまで彼は話せないだろう