【ドズルsaid】
最近、ぼんさんの様子がおかしい。
話しかけても上の空だったり、 ため息ばっかりついている。
ドズル
ぼんじゅうる
僕や誰かが心配して、声をかけても 素っ気ない返事しか返ってこない。
その様子から、何かを隠しているようにも 見えた。
僕已然にも、後輩組だって そのぼんさんの様子に気づいていた。
おおはらMEN
おらふくん
ドズル
それなら言うよね?
おんりー
おんりー
ああなっているのも、
最近の事ではありません。
ドズル
おんりー
お邪魔したとき、
おんりー
ずっとため息をついていました。
ドズル
ぼんさんもぼんさんなりに
悩んでるんだろうな……。
おおはらMEN
おおはらMEN
何か手がかりは、
掴めるかもしれませんよ?
ドズル
おんりー
ぼんさんも
「ドズルさんなら」
って、思うかもですし。
ドズル
後輩組と別れてから、 僕はぼんさんに話しかける隙を伺う。
ぼんじゅうる
ぼんさんが、またため息をついた。 チャンスは今しかないと思い、 僕はぼんさんに話しかける。
ドズル
ぼんじゅうる
ドズル
ぼんじゅうる
ドズル
ドズル
ぼんじゅうる
なんとか、ぼんさんを連れ込むことに 成功した。
2人で屋上にあったベンチに腰をかける。
無理に聞きたくはないので、 ぼんさんから話してくれるのを待つ。
すると、ぼんさんが口を開いてくれた。
ぼんじゅうる
心配かけててごめんなさい。
ドズル
ぼんじゅうる
ため息の理由を聞くためでしょ?
………っ。そう聞かれて言葉がつまる。 けれど、今は正直に言う方が良さそうだ。
ドズル
ドズル
それはそれで辛いでしょ?
ぼんじゅうる
ないんですけど。
ドズル
僕がそう言うと、 ぼんさんは覚悟したかのように 語り始めた。
ぼんじゅうる
ドズル
ぼんじゅうる
僕が虐められてるのを
助けてくれた人で。
ぼんじゅうる
お礼を言ってなかったなと
思い出して。
それで、今に至ります。
ぼんじゅうる
ドズル
ぼんさんにしては真面目ですね。
ぼんじゅうる
それが初恋というもの
だったりするから。
ドズル
そんな可愛い時代があったんですね。
ぼんじゅうる
ドズル
ぼんじゅうる
ドズル
みんな待ってるし、戻りましょ!
ぼんじゅうる
オフィスへと戻ったあと、 おそらくぼんさんのことで、 そわそわしてるであろう
後輩組の様子を見ながら、 今日中にしなければならない作業を進めた。
22時。仕事も終わり、家に帰ってきた。
そういえば、後輩達にぼんさんのことを 伝えておかないと。
忘れないうちにと思い、 僕はメッセージアプリの グループトークを開いた。
ドズル
おおはらMEN
おらふくん
おんりー
ぼんさんの件は、
何か掴めましたか?
ドズル
おらふくん
おおはらMEN
ドズル
ぼんさんは過去に何か抱えてるみたい。
おんりー
少し難しいかもしれません。
?
ドズル
貴方は一体、何者ですか?
?
マスター
マスター
おんりー
Mr.M
Mr.M
過去について探っているのだろう?
ドズル
Mr.M
君達を今から過去の世界に
飛ばしてやろうと思って。
おんりー
こそ簡単にできることですね。
Mr.M
ドズル
Mr.M
私は、神的なアレと
同じような存在だからね。
Mr.M
Mr.M
ドズル
おおはらMEN
おらふくん
仕方ないのかなぁ?
Mr.M
最初から君達に
拒否権はないからね。
おんりー
Mr.M
ドズル
Mr.M
次は、とても重要な事だぞ。
Mr.M
現在の世界へと戻るには、
君達が、目的を果たすことが
最も大切である。
Mr.M