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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

神様も人様も

皆平等に助けてくれる ものではなかった。

しんだら何処へいくんだろう。

自分がしんだら誰かが悲しんでくれるだろうか。

そんな事を思っていたのだ。

4年生 4月

始業式

凜祢

(あーー緊張する!)

今日は転校初日。

前の学校は虐められていて 耐えられなくてこっちに引っ越してきた

緊張していると先生が 「入っていいぞ」と言った

凜祢

頑張るぞ!

凜祢

⚪⚪小学校から来ました!

凜祢

斎賀凜祢です!

凜祢

よっ…よろしくお願いします!

その頃の自分はポニーテールで 髪は多分背中の中間あたり もちろん女の子のような格好をしていた

凜祢

(皆いい人そうだな〜)

昔からここには従姉妹がいたので 顔を知っている人もぼちぼちいた

凜祢

よ…よろしくね!

隣の人に軽く会釈して あいさつをしたが返事は返ってこなかった

凜祢

(人見知りかな…?私もそうだけど…)

だが時が経つにつれてこのクラスは 悪い意味で変貌する。

授業中喋ったりたち歩いたり 前の学校より治安が悪かった。

凜祢

皆静かにして!

小さい子は多分誰もが言うであろう 静かにして!と。

「あ?てめぇの方がうるせぇよ!」

凜祢

……

正直もう……辛かった。

こんな学校でも友達はできた。

あの

凜祢〜!今日一緒にかえろ〜!

凜祢

いいよー!

と毎日帰っている子がいた。 その子のおかげでなんとか学校にも 行けていた。

でもある日度が過ぎた出来事が 起きた。

クラス1凶暴な奴と隣の席に なった時。

クソ野郎

ほんとタヒね!

と言いながら髪を引っ張ったり 手の甲をつねったりしてきた。

とっても……とっても痛かった。 今でもその傷痕は残っている。

凜祢

痛い!!やめて!!

そんなふうに言っても止まらない。 血はずっと出続けている。

クソ野郎

死ねばいいのに!

凜祢

ッ……

泣きながら抵抗し続けた。

なのに先生は

「○○!(クソ野郎)お前が保健室連れてけ。」

この一言で終わりだった。 頑張って痛いの耐えたのに。

やり返してないのに。

前からされていて、 カサブタを傷つけられてもっと 血が出るようになってしまった。

それから懲りずにストーブへ蹴り飛ばされたり、それでアザが出来たり 髪も勝手に切られた。

凜祢

なんで……なんで私だけにこんなこと
するのっっ…辛いよ……辛いよ…

そして私は言ってしまった 転校してから想いを寄せていた彼に…心配してもらいたくて

凜祢

ねぇ……うい…私の事嫌い?

嫌いじゃないよ。

凜祢

なら助けてよ!!!

あの

凜祢……?か…かえろ?

める

大丈夫?

凜祢

ごめん…

……

それから初は気に病んで しまっていた。 自分でも分かってしまうぐらい。

5年生 クラス替え

凜祢

あのとめると一緒になりますよーに

めるは不登校だったが友達になって以来来てくれるようになった。

あの

私1組!

める

私も1組!

凜祢

私……2組ッッ

あの

うわぁぁ!!やだぁ!

あの

最悪だァァ…

凜祢

もう泣きそう。

める

とりあえず行こっか。

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