黛澪
漣皐月
私、黛澪(まゆずみみお)は恋している
それは、ある事がきっかけだった——
漣皐月
星守楓
漣皐月
先生は、楓の机の両角を手で掴み、重心を手に置き、上から楓を見た。
星守楓
その時、一つの考えが頭をよぎった
私、こうされたい、と
漣(さざなみ)先生は、物理と化学の先生で、みんなとよく打ち解けていた
面白くて、教えも上手な人だ
だからこそ、好きになったのだろうか
小テスト中、手を挙げたら来てくれた
楓と話した時と同じ様に、重心の机にかけ、質問を聞いていた
真剣に、私の目を見ながら。
私は、恥ずかしすぎて先生の事を見れなかった
解説中、こんな一言が口から漏れてしまった
黛澪
先生は目を大きく開き、私を見た
黛澪
説明の言葉が出てこない
鼓動がうるさい
顔が熱い
漣皐月
先生は、優しく微笑み、頭を撫でてくれた
黛澪
漣皐月
だめだ。いけない。
黛澪
黙れ。言うな。
黛澪
やってしまった。
ああ、絶対拒否されるだろう
漣皐月
黛澪
漣皐月
もう一度、笑いかけてくれた
先生
大好き
続編は後々出しませう…初めてのストーリーだったので凄く変ですが気に入ってもらえると幸いです!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
コメント
2件
同じく!
早く続きがみたいです!