スマイル
シャークん
やだ
シャークん
行かないでよ
スマイル
スマイル
シャークん
一緒にいたい
スマイル
シャークん
.....バタンッ
シャークん
スマイル....?
ズキッ....
シャークん
最近ずっと頭に襲ってくる激しい痛み
ポーカーフェイスが上手くなったのかもしれないが
スマイルは俺の体調に一切気づかない
ズキズキッ....
シャークん
今回の頭痛はやばいやつだな
ソファに座りスマホからLINEを開く
シャークん
シャークん
nakamu
nakamu
シャークん
nakamu
シャークん
シャークん
nakamu
nakamu
シャークん
シャークん
シャークん
nakamu
nakamu
シャークん
シャークん
nakamu
nakamu
シャークん
週一程度で交わす会話
毎度話す内容は少しも変わらない
ていうか、忙しいスマイルに伝えたら看病しなきゃって思われて
後々もっと忙しくなっちゃうじゃん
ズキッズキッ!
シャークん
シャークん
変なこと考えんな
そう自分に言い聞かせながらソファに横になった
ガチャン
玄関ドアの閉まる音が家に響く
nakamu
シャークん
nakamu
シャークん
nakamuに薬を飲むのを手伝ってもらう
nakamu
シャークん
nakamu
nakamu
そう言いながらnakamuは俺の髪をかき上げおでこに触れた
シャークん
nakamu
nakamu
そう言いnakamuの手が離れた
シャークん
nakamu
俺は起き上がりnakamuにもソファに座ってもらう
そして次の瞬間俺たちはハグをした
シャークん
nakamu
シャークん
nakamu
そのまま5分くらいハグしていた
nakamu
シャークん
シャークん
nakamu
nakamu
シャークん
nakamu
シャークん
nakamu
シャークん
nakamu
nakamu
nakamu
それができないんじゃん
nakamu
nakamu
nakamu
シャークん
シャークん
nakamu
ガチャン
nakamuにハグしてもらうとありえないほど頭痛が消えていく
心が温まるような感じがする
俺はそれにずっと縋っている
帰ってくると家の中は真っ暗だった
もう2時近いししょうがないか
そう思いながら手探りで電気のスイッチを押す
カチッ
シャークん
スマイル
電気をつけてから気づいた
シャークんが小さく丸まりソファで寝ているのだ
シャークん
その顔は伸びてきた髪の毛で覆われていて見えなくなっていた
俺はそっとシャークんに近寄る
シャークんは寒そうに小刻みに震えていた
ベットに運ぼうと思い
シャークんを優しく持ち上げる
スマイル
シャークん
シャークんに触れたのはいつぶりだろう.....
そんなことを考えながら
妙に暖かい体をしっかり抱えて部屋へと足を運んだ
シャークん
朝起きると部屋のベットにいて俺の体は丁寧にかけられた布団の中にあった
久しぶりにきちんと布団をかけた状態で寝たからか
体がとてもポカポカしている気がした
ズキッ
シャークん
案の定頭痛は頭に響いていて....
今日も酷くなりそうだなとか思いながら寝起きの重い体を起こす
時計を見ると8時過ぎで
シャークん
シャークん
言い聞かせるように言葉を吐いた
リビングのドアは少し隙間が空いていて
中の電気がついていることを語っていた
シャークん
スマイルが消し忘れたのかと思い何も考えずにリビングへ入った
ガチャッ
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
リビングの入り口からは死角になっているリビングテーブルに淡く笑ったスマイルはいた
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
俺は嬉しいことのはずなのに少し困った
今日の頭痛はやばそうだからnakamuに来てもらおうと思ってたのに....
ズキッズキ
そんなことを考えながらソファへと行く
スマイル
リビングテーブルのところにある椅子に座っていたスマイルは徐に立ち上がり
俺の座っているソファの方へと移動してきた
スマイル
スマイル
シャークん
シャークん
ズキッ
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
シャークん
ズキッ
スマイル
スマイル
シャークん
ズキッズキッ
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
そう優しい声をかけ俺の頭に手を軽く乗せたあと部屋から出ていった
ズキッズキッ
シャークん
シャークん
かつて感じたことのないような頭痛を無視するようにソファに横になった
ズキッ!
シャークん
思わず声が出てしまうくらい強い頭痛
少し経っても治る気配はない
ズキッズキッ!
シャークん
俺はどうにかしたくて
回らない頭に出てきた事は
nakamuに抱きしめてもらう
ことだけだった
スマイル
.
スマイル
会議を始めて15分くらい経ち
用意していた質問を全て聞き終えたころ
....ガタンッ!
下からものすごい音が聞こえた
.
.
音がマイクに入ったのだろう
取引先の人が聞いてきた
スマイル
スマイル
俺は嫌な予感がしたのでそう言った
.
.
.
.
.
スマイル
すぐにミュートボタンを押し
リビングへ向かった
ガチャッ!
スマイル
部屋に入るとシャークんがソファに横になっているのが見えた
床に落ちているスマホからは
nakamuの声が聞こえていた
シャークんの髪をよけ顔を覗き込む
シャークん
シャークん
その顔は苦痛に歪められていた
nakamu
nakamu
nakamu
スマホからはnakamuの声がはっきり聞こえている
俺は震える手でスマホを拾った
スマイル
nakamu
スマイル
nakamu
nakamu
スマイル
nakamu
nakamu
nakamu
nakamu
nakamu
スマイル
スマイル
スマイル
nakamu
nakamu
ブチッ
切られてしまったスマホをすぐにポケットに入れシャケを横抱きにして抱える
シャークん
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
....
シャークん
スマイル
こいつッ....!
俺はシャークんのことなど考えられずに手を放して、立たせた
シャークん
シャークん
虚な目をしたシャークんは俺の体に必死にしがみついてきた
シャークん
シャークん
シャークん
俺はシャークんの腰へ腕を回し、
もう片方の手で顔にかかってしまっている前髪を後ろにかき上げ
シャークん
チュッ.....
唇に触れた
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークんは俺の胸あたりの服を思いっきり掴み
熱い体を擦り付けてきた
スマイル
シャークん
シャークん
グッ....!
チュッゥ.....♡
スマイル
シャークん
グチャッ....チュッゥ.....♡
舌を絡ませるようにキスをする
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
俺は優しく頭を撫でながら口を離した
シャークん
シャークん
腕にシャークんの体重がかかってくる
スマイル
スマイル
床を見て動かなくなってしまったシャークんに優しく声をかけ正面の状態で持ち上げる
シャークん
シャークんは俺の首にしがみついて肩に顔を埋めた
ボフッ.....
シャークん
今にでも襲いたいが
体調不良の彼女を襲えるわけがない
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
いくらか楽そうな表情のシャークんの体を起こし呼吸しやすいように支えてあげる
シャークん
優しく背をさすりながら顔を覗き込む
前髪で顔が見えなくなるので部屋に置いてあるピンを手に取り
横に止めてあげる
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
....ニコッ
スマイル
気持ちを素直に伝えることができない俺は行動で示すことしかできない
俺はシャークんの隣に座りおでこに優しく触れる
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
そう言ってハグしてあげた
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
優しく背を撫でながらハグし続ける
シャークん
シャークんはやんわり俺の首に腕を回して寄りかかってきた
シャークん
シャークん
息が大人しくなってきた頃
少し動いてシャークんをベットへと寝かせた
シャークん
俺は取引先にどう会議を変更してもらうか考えながら
氷枕を取りに部屋を出た
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
コメント
5件
あっはははは 最高ぉぉぉぉぉぉ
これが……ですか…、?没… あ、多分初コメくらいの僕です(?) 失礼しました