主
みなさん,こんにちは☀️
こんばんは🌙
こんばんは🌙
主
主の嶺緒です!
主
数日ぶりの投稿
頑張って書きます✐
頑張って書きます✐
主
それでは本編へ
いってらっしゃい👋
いってらっしゃい👋
彩芽が亡くなってから 数日後。
生前の彼女には似つかわしくない どんよりとした重たい雲が流れる日彼女の葬儀が執り行われた。
意気消沈していた斗真だったが, 施設長にきちんとお別れしようと 言われ,葬儀に参列していた。
彩芽の母
高梨くん…,よく来てくれたわね
体は平気なの?
体は平気なの?
斗真
はい…大丈夫です
彩芽の母
そう,彩芽の顔見てってあげてね
斗真
……はい
彩芽の母はそれだけ 言うと,また忙しなく 動いていた。
日南
あの,
斗真
僕でしょうか?
日南
はい,もしかして彩芽の
?
?
斗真
そう,ですが
日南
私のせいなんです
日南
あの子は彩芽は私を庇って
こんなことに…
こんなことに…
日南
こんなことになるなら,もっと
彩芽とたくさん話せば良かった
彩芽とたくさん話せば良かった
日南
すみません,私ちょっと
日南はそう言うと会場から 出て行った。
親戚
彩芽ちゃんまだやりたい事も
たくさんあったでしょうにね
たくさんあったでしょうにね
親戚
15歳だなんて,早すぎるわ
斗真は聞いていられなくなり, 外に出た。
会場に居る全員の瞳が 彼に向き,責め立てられて いるような気持ちになり いたたまれないのだ。
彩芽の父
高梨くん
斗真
彩芽さんの,お父さん
彩芽の父
さっき,あまりに顔悪くして
外に出る君を見て心配になってね
外に出る君を見て心配になってね
彩芽の父
大丈夫かい?
斗真
ご心配,おかけしました
彩芽の父
大丈夫ならいいんだよ
彩芽の父
私は先に戻るが少し
風に当たるといい
風に当たるといい
彩芽の父は斗真に 背を向ける。
斗真
あの、
彩芽の父
ん?どうかしたかい?
斗真
娘さんをお守りすることが
できず,申し訳ありませんでした
できず,申し訳ありませんでした
斗真
僕が迎えに行っていれば彼女は
こんな目に遭わずに済んだかも
しれない
こんな目に遭わずに済んだかも
しれない
斗真
謝って済むことではないとは
分かっています
分かっています
斗真
本当に申し訳ありませんでした
斗真は深く頭を下げる。
彩芽の父
……
彩芽の父
高梨くん,頭を上げなさい
彩芽の父
彩芽が亡くなったのは君のせいでは
ない。それは私も妻もそう思っている。
ない。それは私も妻もそう思っている。
彩芽の父
それに,あの子は近くに居た
友人を庇ったそうだ
友人を庇ったそうだ
彩芽の父
自分の命を投げ打ってまで
友人の命を助ける
友人の命を助ける
彩芽の父
あの子が選択してやった
ことだ。
ことだ。
彩芽の父
自分のことより人のこと。
あの子は最期まで自分の
性分を全うしたんだ。
あの子は最期まで自分の
性分を全うしたんだ。
彩芽の父
本人も本望だろう。
彩芽の父
君はなに1つ悪くない
彩芽の父
だから,自分を責めるのは
やめなさい。
やめなさい。
彩芽の父
そんなことは私たちも彩芽だって
望んでいない。
望んでいない。
彩芽の父
あの子のことを想って,あの子の
気持ちに応えてくれてありがとう。
気持ちに応えてくれてありがとう。
彩芽の父
まだ15歳だ,これからたくさんの
出会いがあるんだ。まだまだだよ
人生は
出会いがあるんだ。まだまだだよ
人生は
彩芽の父はそう言って斗真 の肩を優しく叩いた。







