テラーノベル
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C₂H₄_typeβ@休
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コメント
1件
おはようみんな
主
主
主
主
主
IMAWANOKIWA
作曲いよわ
キキッー!
ガッシャッン
ドシャッ
それは一瞬の出来事だった
今まで目の前にあった姿が
そら高く飛び散った
わたしには再び天使に見えた
そして声を上げる暇もなく
天に飛び散ったそれの姿が なくなった
お経が聞こえる中わたしは ただただ泣くだけだった
娘が本物の天使になった後は たくさん泣いた 現実が受け入れられなかった
どうして、 どうして守れなかったの、
自分を責めた、何度も でもなにも変わらなかった
母
助産師
母
助産師
そんな声と共に 室内に大きな産声が上がった
ああいとしい我が子 ようやくあなたの顔が見れる
娘
助産師
母
そう呟き眺める我が子の顔 想像以上にかわいい
いとしい
わたしは一緒この子を守り抜く 何があっても そう決めた
娘
母
娘
母
私は夫とは離婚している
でもとても幸せだ なぜならこの子がいるから
この子が一生懸命生きている限り 何があっても守り抜く
娘
母
母
娘
母
娘
母
やっぱり幸せだ
そんなあなたを見てわたしは思った ああ、あなたはわたしの天使だ!
娘
母
娘
母
そうやって娘がニコニコしながら 渡してきたのは
幼稚園の鞄に入れたのか 少し折れた母の日のカードだった
不器用なりに 一生懸命作った姿が想像できて
微笑んだ
娘
娘
母
娘
母
そんな娘の声で我に帰る
熱い何かが頬をつたわる
涙だった
娘
母
母
娘
娘
そう言って 小さな手のひらでしゃがみ込んだ 私の頭を優しく撫でる
とてもあたたかかった わたしは思わず抱きしめた
娘
母
母
娘
娘
娘
母
母
娘
母
今日は娘の入学式だ 桜の香りが漂う春
新しいランドセルを背負い 嬉しさで飛び跳ねる娘
娘もわたしもウキウキしながら 玄関を出た
まさかあんなことが起きるまでは
晴れた空
こんな晴天何年ぶりだろうと思う ほどに綺麗だ
娘
母
母
娘
ああどうして
この時わたしが踏切渡ろうって 言わなければよかった、
母
娘
母
そう言ってわたしの方を笑顔で 手を振ったのが 娘の最期だった
次の瞬間踏切が降りた
カーンカーン!
娘
母
娘
わたしは固まってその場から動けなくなった
全てがスローモーションに見えた 踏切が徐々に降りる
その場で固まる娘とわたし
おかあさああん そんな声がゆっくり流れた
その次の瞬間
ゴオオオ!
そんな音がして大きな何かが 娘の姿を消した
ドシャッ!
そんな鈍い音と共に 今まで目の前にあった姿が 空に浮かんだ
ただ呆然とする私 そんな中でた言葉
母
これだけだった 娘の姿を消したのが 電車とわかったのはこの時だった
ただただ泣いた
泣いても泣いても泣きたりない
かわいい我が子
嗚呼、手放したくなかった
この冷たい床のワンルームから 誰か連れ出してくれないか
ふと窓の外を見ると
白い翼を見た その四肢を見た
間違いなくあなたはわたしの天使だ!
幸福の定義さえ覆るほどに 綺麗なその瞳に全てを奪われた
もう嫌になったの全部
今はひたすらあなた もっともうちょっといたいなぁって 思った
暗い方は見ないで
バルコニーの外に乗り出した
やっと会えたいとしい我が子 いっしょに飛び立とう
掴んだんだ確かに
主
主
主
主
主
主