テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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僕の親友兼執事の男の子に恋をしました。

第2話 - 第2話

118

2024年08月30日

#ドズル社

#dzr社

#ドズおん

#フィクション

#bL

こおり@おんりー推し

ボロボロの男の子を執事に引き渡してから30分が経った。

ドズル

（まだかな…）

ドズル

（あの子、僕より年下っぽかったな…）

ドズル

（親に捨てられたのかな）

ドズル

心配だなぁ…

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ドズル

は、はーい！

ｶﾞﾁｬｯ

執事

失礼します。
お待たせしました。手当も完了し、先程気がついたみたいです。

ドズル

！！

？？？

…((;ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ドズル

……綺麗な子((ﾎﾞｿｯ

驚いた。僕が助けた時からは想像もつかないほど、綺麗な子だった。秋の季節には似合わないほどの鮮やかな深緑の髪、少し怯えたような黄緑色の瞳。流石に、男の子かと疑うほどだ。

ドズル

（…あ、そうじゃなくて）

ドズル

君、大丈夫だった？

？？？

ひっ、あ、あの…
((;ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

？？？

ぼく『めいわく』ですよね…ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ,ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…ｸﾞｽｯ

ドズル

（怯えてる…怖い目にあったんだな…）

ドズル

全然めいわくじゃないよ！

ドズル

僕はドズル！君は？

？？？

あ、えと…、

おんりー

お、おんりー……です…

ドズル

おんりーか、よろしく！

おんりー

あ…えと………

おんりー

…ぼく…帰らないとダメなので帰ります…

おんりー

ありがとうございました…

ドズル

あ、ちょっと待って！！

おんりー

！ﾋﾞｸｯ

おんりー

（怒られる…！）

ドズル

おんりー、ここに住まない？

おんりー

…へ？

執事

？！

ドズル

だって、ボロボロだったじゃん。家に帰っても同じことされるだけなら…

ドズル

ここに住もうよ！！

おんりー

え、あ、えっと…

執事

ド、ドズル様…
お父様…社長がなんと言われるか…

ドズル

大丈夫！
僕が父さんを説得するよ！

ドズル

行こ！おんりー！

おんりー

え……わっ！

ｸﾞｲｯ（おんりーの腕を引っ張る）

ｺﾝｺﾝｺﾝｯ!!

ドズル父

どうぞ。

ドズル

父さん！！

ドズル父

おぉ、ドズルかどうした…

ドズル父

ん？ドズル、その子は？

おんりー

っ！ﾋﾞｸｯ

ドズル

大丈夫だよ、おんりー
この人は僕の父さんでドズル社の社長なんだ！

おんりー

（しゃちょう…）

ドズル

父さん、この子…おんりーを僕たちの家に住まわせたらダメですか？

ドズル父

ふむ、いいだろう。

ドズル

ですよね、そんな簡単n…

ドズル

え、いいの？！

ドズル父

うむ。
息子の頼みなら構わん。

ドズル

父さん、ありがとう！

ドズル父

ただし、条件がある

おんりー

？

ドズル父

その子をドズルの専属執事に就けなさい。

ドズル

…え？

ドズル父

ドズルは、いつかこの会社の社長になる。

ドズル

…うん

ドズル父

そうなれば、社長の隣に就く専属の執事が必要だ。

ドズル父

その時、きっとその子はドズルと最高の信頼関係を築いていることだろう。

ドズル父

…おんりーと言ったかな？

おんりー

ﾋﾞｸｯ…は、はい…！

ドズル父

君はいくつかな？

おんりー

えと、7歳です…

ドズル父

ふむ、小学生か…。
良い機会だ。小学校の編入手続きは、私がやるからおんりーくんもドズルと一緒に学校に通いなさい。

ドズル

え、おんりーと？

おんりー

え…、でも…ぼく行ったことない…

ドズル父

大丈夫だ。何かあったらドズルを頼りなさい。いつか、ドズルの専属執事になるために

ドズル

…おんりーはどうしたい？

おんりー

………。

おんりー

…や、やります。

ドズル父

よし、決まりだな。
ドズルは先におんりーくんと一緒に家へ帰ってなさい。

ドズル

わかった！本当にありがとう、父さん！

おんりー

あ、ありがとう…ございます。

ドズル父

構わん構わん！笑
むしろ最近ドズルが暇をしていて心配だったんだ

ドズル

ちょ、ちょっと父さん！笑

ドズル父

しばらくは、心のケアのついでにドズルと遊びなさい。

おんりー

ありがとうございます…！

ドズル

それじゃ、先に家に帰ります！

ドズル父

うむ、私も今日は早めに帰るようにするよ

ドズル

はーい！じゃ、おんりー行こ！

おんりー

う、うん…！

父さんに許可が貰えて良かった！おんりーが僕の専属執事か…。まだ想像つかないけど、楽しみだな！

おんりーside

おんりー

…。

ぼくはおんりー。さっき、とても大きな会社の息子さんに拾われて、家に住まわせてもらうことになりました。

ドズル

んー、おんりーの部屋はどこがいいかな〜？

全然、断ってもよかった。でも、この人となら楽しく過ごせそうな気がした。…やっと、あの地獄から抜け出せると思うと、とても安心する。さっきのビクビクしていた自分が嘘のように、今は自信に満ち溢れているみたい。

おんりー

（専属執事、か…）

おんりー

（ぼくにできるかな…）

できるかどうかはわからない。でも、きっとなんとかなる。

おんりー

（だって…）

僕を地獄から手を差し伸べてくれた『光』だから。

第2話完

こおり

皆さん、こんにちは！
こおりで〜す！

こおり

今回は第2話を読んで頂きありがとうございます！

ドズル

ありがとうございます！

こおり

これからも楽しく見ていただければと思います！

こおり

次回は少し年月が流れ、第2話から2年経った頃のお話です。

ドズル

僕が、10歳（小4）で

おんりー

ぼくが9歳（小3）ってこと…？

こおり

そういうこと！
この2年の間で2人にどんな変化があったのか、楽しみにしていてください！

ドズル

お楽しみに〜！

おんりー

ばいばい！ヾ(*ˊᗜˋ*)

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とても良かったです!! 次回も楽しみにしてます!!

こおり@おんりー推し

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