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ちゅーい。 おふざけとリアリティを含めた何か。 学パロ。
コロナが流行り、 自粛生活に飽き始めたこの頃。
たまには外で休憩でもしようかな と考え、 1人で屋上へ来た。
そう。学校の。 普通は開かないらしいけど、 なんかドア壊れてて開いたんだよね、
偶然見つけたんだけどさ、w
この感じ…
ふと、思った言葉。
何故か思った。
私にもよく分からないまま、 時間は過ぎる。
今日は晴天やな…
まるで______
まるで、あの日と真逆のようだ…
でも、少し似ている。
懐かしく感じた理由が分かった。
きっとあの日のような空気の匂い だったからだ。
1人、静かに屋上でゲームしていた時
なにも、雑音も聞こえなかった。
聞こえたのは君の音だけ、
もう、明日卒業式だよ。
会えなくなるって、寂しいね。
この3年間。色々あったけど、
君だけは忘れないだろうな…
いや、
忘れるわけないだろ。
なんで…
なんで会いに行かなかったんだろう…
まじで…バカじゃん私…
自分の情けなさに、 涙が零れる。
今からでも間に合うだろうか。
否、 彼女は人気者だからきっと うちの同学年の子、 まああの子から言えば先輩と 仲良く話し合っている… と、思う。
きっと。
私と全然違う、 青春をしている先輩達と。
青春ねぇ…
ポケットの中に随分前に入れた、 くしゃっと丸まった 紙を広げる
紙には"あの歌"の歌詞変版が 書いてあった。
まだ間に合うかw いいよね。別に夢見たって。
携帯を出し、ある曲を流した。 音量MAXでも 外の世界に押し潰されているようで、
でも、全く気にならなかった。
私はまるで台本のように、 決まったことのように、 この歌を口ずさむ。
歌はちょっとでも 上手くなっただろうか?
大声で歌ったのは あれ以来だった。
思ったよりも 息が途切れ途切れで 上手い、とは言えない状態ではあった
それでも、
この歌のために… あいつのために こちとら準備してきたんだわ。
演技が案外上手くでき、 自分でも笑ってしまう
息を整える暇は無かった。
"見つけた、"
生暖かい風が吹く風景の中、 視線は彼女とピタリとあった。
「うっせぇぇぇぇ!! 分かっとるわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
私の後輩。
曲「君が飛び降りるのならば」
コメント
58件
え、まって、嬉しすぎる、誕生日覚えてくれててありがとね 合ってるよ 前に投稿してくれてた君が飛び降りるのならばも残してて欲しい、毎日見たい