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医務室

目を覚ます

sha

(ここは、医務室?)

あたりを見回しているとベットの上に重さを感じた

sha

(ゾム、、、)

怖い

彼は自分のことをどう思っているんだろう?

そんなふうに考えていたら声をかけられた

sn

おはよう、シャオロン

sha

ぺ神、、、

sha

ごめんなさい

sn

謝らなくていいんだよ、ただ自分の体は大切にして

sn

あと、ゾムと話してほしいな、俺はしばらく席を外すから

sha

うん

そうは言ったもののやっぱり怖い

sha

(いつ起きるんやろ?)

注意深く彼の顔を観察してみる

sha

(涙の、跡?)

sha

(ゾムなら、信じても、大丈夫?)

視線に気づいたのかゾムが目を開く

zm

しゃお、ろん?

zm

シャオロン!!!!!

突然の大声に驚く

zm

ごめん、うるさかったな

sha

別に、大丈夫

沈黙が続く

sha

(分からない、怖い)

sha

(どうすれば、いい?)

zm

あのさ、

sha

なに?

zm

ごめんな

予想外の言葉に戸惑う

sha

え?

zm

気付けなくて、

zm

いや、分かれなくて、のほうが正しいんか?

sha

どういう?

何を言ってるのか全く分からない

zm

俺さ、シャオロンから血の匂いがしてたのに気付いててさ

zm

それなのに何も分かってなかった

zm

血の匂いがする日が増えてから疑問に思って、

zm

ダクトの中からのぞき見して

zm

とっさに出てきて、追い回して

zm

俺の行動、全部、全部

zm

ごめん、

sha

(ん?)

zm

ほんっとうにごめん

sha

(何を謝ってるん?)

zm

気付けなくて、

zm

分かれなくて、ごめん

zm

こんなん、仲間失格や

sha

そんなこと_

zm

シャオロン、

zm

ごまかさなくてもええんやで

sha

え?

zm

これはシャオロンへの謝罪

zm

それと同時に俺のけじめ

その言葉にはっとさせられた

zm

もう一度仲間になってくれんか?

sha

(そうだ、)

sha

(そうだ、、!)

sha

(ゾムは、こんなにも眩しい奴やった)

いつも明るくて

楽しませてくれて

それでいて真っ直ぐな彼

sha

(ゾムなら、きっと)

sha

(信じられる_)

彼の真剣な眼差しに、嘘や誤魔化しなんて感じられない

sha

もちろん、、!

彼の顔が明るくなる

sha

でも、俺も謝らなくちゃいけない

sha

ずっと苦しかった

sha

辛かった

sha

いつもどこかが痛かった

sha

けれどそのことをみんなに相談しなかった

sha

(そうだ、俺はみんなを頼れないなんて決めつけていた)

sha

頼らなかった

sha

信じなかった

sha

俺も、仲間失格や

sha

ゾム

zm

うん

sha

俺ともう一度仲間になってくれますか?

sha

(お願いだから、、、)

zm

もちろんや!

目から涙が溢れる

sha

ありがとうな

zm

ええんやで

久しぶりに感じた

「幸せ」

sha

(感謝してもしきれへんな)

必要とされたくて...

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