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王国
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王国
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王様は« 勇者 »と« 魔王 »に煩い。 そう思ってはいけないのだろうけど、 俺は、« 魔王 »が悪いやつじゃないって信じている。
「決めつけるな」 俺の親父の言葉が頭をよぎる。 人は勝手に憶測して決めつける癖がある。 だから親父は今、この状況(人VS魔物)があると言っていた。
もう共同、という話は無理なのだろうか。 一度親父にこのことを言ったことがあった。 その時は、「お前が頑張れば」と言われただけだった。
王国
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この二人は俺の旅仲間。 〖 弓使いのorfくん 〗に〖魔法使いのdzさん〗
そしてこの俺! « 勇者 »〖 剣士bnj 〗様だ!`⎚⩊⎚´ ✧((
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電気をパチリ、と消す。 目に映るのは真っ暗な世界と、 うっすらと映る2人。
俺は靴を履き、ドアを開けて、 真夜中の街を歩き始めた。
誰もいない街の道。 少し点滅しながらも照らしている街灯。
人々は« 魔王 »という存在に恐れている。 ただその恐れは決めつけたから、 人々は怖いと感じているだけなのかもしれない
(光) (善) 街灯 が 人 (闇) (悪) 街の道が魔物ら
そして俺は今、 街の道(悪)の方を歩いていた。 照らされた道に足を踏み入れれば、 そこは街灯(光)の中。
« 勇者 »はどちらに染まるのだろう。 結局« 勇者 »という存在も、 « 魔王 »という1人の人を殺しているのだから 正義(光)にはなれないのではないか。
人が作った〖 幻想 〗を俺らは今、 あちら(魔物)側に押し付けている状況でもあるのではないか。
沢山の疑問が俺の脳内には浮かぶ。
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そして分からなくなるんだ。 沢山、沢山の問いに 俺はどんな〝 答え 〟が正解なのか。
bnj
小さくぼそりと呟いた言葉は、 無情にも、誰にも届かず街の夜道に 消え去る────。
光を纏う" 正解 "はいつ、 現れるんだ___?
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