【星の管理者】 いくつもの平行世界の干渉・観測・管理を目的とした役割。 この記憶は僕の前世の記憶の欠片 今の僕はもうこの過去の記憶が思い出せない これを見ている観測者(読者)よ。 きっと君たちなら僕の真実に辿り着けるはずだ。 その目で僕の過去を見届けてくれ。 よろしく頼むよ。
【星の記憶】 僕の力は元々突発的だった。 僕も元々はある世界の人間だった。 僕の世界では天体観測が盛んな世界だった。 ある時か天体観測学者は言ったんだ もうじきこの世界は終わってしまうと…。 それは宇宙から飛来した彗星だった。 彗星は僕の世界に衝突。 大規模な死者が出た。 その彗星から異星人が出てきた。 異星人は言葉もなく僕らの世界を侵略し始めた。 僕らは対抗した。 人類がもてる最大の知識。 人類が出せる最大の力。 人類がなせる最大の結束。 でも勝てなかった。 僕たちの世界は異星人に占拠され人口は8割が死んだ。 生存者はたった…2割という絶望。 終焉とはこの事らしい。 異星人の宇宙技術は僕らの遥か上だった。 勝てない。 誰か助けてくれ。 誰か…誰か…。 願いは届かない。 神様はいない。
メイル
ガイト
母さんと父さんは異星人と戦い続けた。 母さんと父さんの勇敢な意思は残っていた生存者たちを奮い立たせた。 それから十数年間…再び戦争の繰り返し、幾度となく挑み血を流し、無情に時は流れて行った。 しかし…人類は敗北。 異星人が闊歩することと成り果てたのだった。 人類は敗北した。 更に数年の月日が経った。
セイト
僕は胸に拳を当て空を仰いだ。 満点の星空が広がる。 僕は不思議な力に目覚めていた。 でも…不思議だ。 この空はあの時の…
ー記憶の欠片ー
???
彼女はキラキラと目を輝かせて とても幸せそうに笑う。
???「そうだろ?ずっと見せてやりたかったんだ。???に。」
???
???「他に誰がいるんだよ?」
???
彼女の笑顔を守りたいと心から思った。 でも…それは叶わなかった。 プツリとそれは突然切れる。
セイト
ザザッ… 脳裏にノイズが入ったようだ。 少し頭痛がする。 それどころか…うっすらとだが… 有りもしない記憶が頭の中をぐるぐるする。 この記憶は…この力に関係あるのかもしれない。 わからない…。 でも…今は…目の前の敵を 異星人共を…。
セイト
敵(かたき)をとれるくらいに強くなったんだ。 勇敢で優しかった母さん 勇敢で強かった父さん 見てて…。 必ず奴らを…。 憎しみと怒りをのせ僕は異星人達が闊歩する 中心に足を動かす。 只では殺さない。 悲痛の叫びを。 悲痛の痛みを。 悲痛の慟哭を。 悲痛の後悔を。 悲痛の絶望を。 この力は…復讐すべきためにあるのだと。 僕は願う。 星に願う。 天から無数のきらめき。 やがてそれは 雨のように降り注ぐ。
セイト
異星人に放たれたその一撃は 天から人の手を何千倍も大きくした隕石が降り注ぐ。 この世界にもう守るものがない。 この世界になんのかちもない。 ならばいっそ星ごと滅ぼすまで。 しかし、異星人の抵抗は激しく恐ろしいものだった。 雑魚どもは片付けることが出来た。 僕は異星人の女王と対峙する。
QUEEN
言葉はない。 会話などあり得ないと思っていた。
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
女王には殺意が全く感じられなかった。 女王は静かにこちらを見ている。
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
QUEEN
セイト
コメント
2件
20↑いいねありがとうございます
創作に関する疑問点、そしてここが足りないとかどの部分がわからないとかそういった感想やアドバイスなども参考程度に聞かせていただけたなら幸いです。