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《LINE》

及川

夏祭り行かない??

雪乃 𓏸𓏸

いいよ

雪乃 𓏸𓏸

確か13日だよね

及川

そうそう

雪乃 𓏸𓏸

部活あるの?

及川

うん

及川

部活終わってから

雪乃 𓏸𓏸

わかった

雪乃 𓏸𓏸

︎👍🏻

と、言うことで今日は夏祭りなのだが、

徹は部活、私はバイトなので現地集合ということにした

店長

𓏸𓏸ちゃん~

雪乃 𓏸𓏸

はい!

店長

今日はもう上がっていいよ

雪乃 𓏸𓏸

え?でもまだ2時間ありますよ

店長

今日、イベント被っててお客さん少ないし

店長

ほら、夏祭りでしょ

店長

学生の青春は大切にしなきゃ~!

という店長の気遣いで 普段より早めに上がらせてもらった

集合時間まで少し空くため

ゆりと遊ぶことにした

真宮 ゆり

浴衣着ないの?

真宮 ゆり

ねぇ~!着ようよ!

真宮 ゆり

𓏸𓏸可愛いんだから似合うって!

雪乃 𓏸𓏸

えぇ、

雪乃 𓏸𓏸

めんどくさくない?

真宮 ゆり

めんどくさくない!

真宮 ゆり

美容系志望の私が!

真宮 ゆり

髪もメイクも全部する!

雪乃 𓏸𓏸

ゆりがしたいだけじゃんか、

真宮 ゆり

え、暇なんでしょ?

雪乃 𓏸𓏸

まぁそうだけど

真宮 ゆり

じゃあいいじゃん!

雪乃 𓏸𓏸

はいはい、お願いします

真宮 ゆり

よろしい

雪乃 𓏸𓏸

(どっから目線よ、)

真宮 ゆり

え〜!浴衣着ようよ!

真宮 ゆり

𓏸𓏸可愛いんだから!

真宮 ゆり

きっと似合うよ!

そう言うと𓏸𓏸はいつも

『そんなんじゃないよ』とか、『私は普通だよ』って言う

メイクも髪型も服もいつも控えめ

私には謙遜する理由が分からない

こんなにいい土台があるのに

なんで𓏸𓏸は自分を下げるのか

であった頃からそうだ

約4年前

真宮ゆり、中学三年生

モブ

ゆりちゃんってぶりっ子だよね~

モブ

わかる、なんか自分可愛いと思ってそう

モブ

それなー笑

モブ

てか、めっちゃ男好きだよね

モブ

ね〜

学校に行けば悪口

"たらし"だとか"厚塗り"とか

あとは男狙いとか

クラスの女子、いやだいたい皆から言われていた

クラスでやる打ち上げとかも誘われず

いつも孤立していた

モブ

真宮さん

モブ

進路について、先生読んでたよ

真宮 ゆり

うん、(ニコッ

真宮 ゆり

わかった

先生

真宮は、青葉城西高校志望か、

真宮 ゆり

はい

先生

家からだと遠いだろ

先生

それにうちからは進学生徒が少ないぞ

真宮 ゆり

はいわかってます

先生

ほんとにそれでいいのか?

真宮 ゆり

はい、兄が青城だったので

先生

あぁお兄さんか、

先生

わかった、もういいぞ

うちの中学からは進学する人の少な青城を選んだ

私も皆みたいなsnsで見るような青春をしてみたかった

私だって親友という存在が欲しかった

そんな日の放課後だった

真宮 ゆり

(つまんないな、)

そう、思いながら帰っていた

そんな時だった

…ぁ、

あ、の

あの!

真宮 ゆり

え?私?

そう声をかけられて振り返った

そこには肌が透き通るように白くて少し小柄な女の子が立っていた

真宮 ゆり

な、なんですか?

これ、落としましたよ

それは修学旅行の時、適当に買ったキンホルダーだった

真宮 ゆり

ぁ、わざわざありがとうございます

いえいえ、

じゃ、失礼します

そう言って女の子は駅へ入って行った

真宮 ゆり

(北一の制服だったな…)

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拝啓,大好きだった貴方へ

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