TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

着替え終わり、他の人が朝御飯を準備している時 俺は御坊っちゃん達を起こす為、御坊っちゃん達の部屋に向かっていた

らっだぁ

……暇

らっだぁ

あっ、そっか
今日、休みだ

らっだぁ

わー…通りで暇だ

そんな事を言いながら廊下を歩く。廊下はわちゃわちゃしていて、忙しそうだ

らっだぁ

(…早めに起こして来るか)

そう思いながら、俺は早足で御坊っちゃん達の部屋に向かった

王子達の自室 大広間にて

コンコンコンっと扉をノックする 誰も起きてないだろと思いながらノックをすると、奥から声が聞こえた

らっだぁ

失礼します

扉を開くと、大広間に御坊っちゃん達が揃っていた

らっだぁ

皆さん、御揃いですね

金豚きょー

今日は珍しく、早く目が覚めてな

近海の鯖

皆さんとお話をしていました

らっだぁ

成程…

らっだぁ

(珍しい…何の話してたんだろ…)

コンタミ

そう云う執事さんも早いね
何か有った?

らっだぁ

あぁ。今日は少し早めに起こそうと思いまして。御迷惑を御掛けしました

緑色

フゥン…

レウクラウド

そっか

らっだぁ

…少し、御席を外しましょうか?

コンタミ

へ?何で?

らっだぁ

いや…皆さんが話している所を邪魔してしまいましたし…もう少し話されるなら、御席を外そうかと…

レウクラウド

あー…如何する?きょーさん

金豚きょー

少しだけ、お願いするわ

らっだぁ

了解しました

らっだぁ

追い出されたぁ…(´•̥ω•̥`)

らっだぁ

いやぁ、こんなに悲しくなるとは…

らっだぁ

(まぁ…半分くらいは自分の意思だけどな)

らっだぁ

…本当は彼等の執事になるつもりじゃなかったのにな…

俺は如何してこうなったのかを思い出す

らっだぁ

…懐かしくもねぇな…

『なぁ、お前が…新しい執事?』

「はい。宜しく御願い致しますね」

『よろしくしねぇわ』 『仲良くしないよ』

『すみません。仲良くしません』 『…貴方とは…仲良く出来ません』

『僕は、貴方を信じない』

知ってる

知ってるよ

だって、お前とは違うんだもの

信じる訳ねぇよ

お前は、何時しか食べるんだ

腹を満たして

血塗れの中で__

らっだぁ

ッ!!!!

らっだぁ

はッ!!はッ!!

らっだぁ

ヒュー…!!ヒュー…!!

らっだぁ

(お、落ち着け…)

らっだぁ

(先ずは、深く深呼吸…)

俺は深く深呼吸をして落ち着く 久々に、夢を見た

らっだぁ

…ッ…はぁ…

らっだぁ

(縁起悪過ぎだろ…)

其れは御坊ちゃん達が 血塗れになって

俺の周りに居る夢

最悪な事に、俺が食い荒らした後が見えたから、俺が御坊ちゃん達を捕食してしまったのだろう

らっだぁ

あーぁ…最悪過ぎ…

らっだぁ

…でも、最近は見てなかったのに…
何でなんだろう…?

らっだぁ

…分かんねぇ…

らっだぁ

……まさか……?

俺は頭を激しく振る。考えたくない・・・

らっだぁ

…そろそろ、終わったかな?

そう言っていると、足音が聞こえた。真っ直ぐ、俺の方に向かって来る・・・

コンタミ

執事さん。終わったよ

らっだぁ

分かりました
御報告、有難う御座います

コンタミ

どーも

王子達の自室 大広間にて

らっだぁ

御待たせしました

金豚きょー

いいや、此方こそすまんな。一旦席外してくれって云って

俺は思わず、御坊ちゃん達を見る

らっだぁ

(あれ…?)

何か・・・ 雰囲気が違う・・・?

レウクラウド

…?如何したの?執事さん

らっだぁ

ぁ、いえ。何でも御座いません

らっだぁ

(…気の所為…か…)

らっだぁ

皆さん、御揃いなので、食べに向かいますか?

コンタミ

うん!!そーだね!!

レウクラウド

そうだね。食べに行こっか

緑色

…ン…

近海の鯖

分かりました

らっだぁ

了解致しました

らっだぁ

其れでは向かいましょう

朝食を食べ終わった後 ホールにて

コンタミ

…ねぇねぇ!!執事さん!!

らっだぁ

はい?何でしょう?

コンタミ

あのね、後で俺の部屋来てくれる?

らっだぁ

…成程……

らっだぁ

了解しました。後で向かいます
何時頃向かえば宜しいでしょうか?

コンタミ

うーん…

コンタミ

じゃあ、正午ぐらいでお願い!!

らっだぁ

了解致しました

らっだぁ

(珍しいな…)

らっだぁ

(確かに俺も、コンタミ御坊ちゃんが他の執事を誘ってたのは知ってるし、見た事有るけど…まさか俺に来るとは…)

らっだぁ

……ふふw

らっだぁ

(楽しみだなぁ…!!)

らっだぁ

__...♪*゚

お昼過ぎ 正午にて

らっだぁ

やべ…急がな…

そう言いながら廊下を急いでいると、コンタミ御坊ちゃんがホールで顔を俯き、呆然としていた

何か、独り言を言っているようだ

コ「……だ……な。……り……れ………?」

らっだぁ

(コンタミ御坊ちゃんの声…!!)

らっだぁ

コンタミ御坊ちゃんッ!!

コンタミ

あ…執事さん

らっだぁ

すみませんッ!!遅れてしまいました!!

コンタミ

いや…大丈夫。来てくれてありがとう

らっだぁ

いいえ。此方こそ、御誘いして下さり有難う御座います

らっだぁ

そして遅刻してしまい、申し訳御座いません…

コンタミ

ううん!!全然良いよ!!

コンタミ

早速だけど…部屋に行こ!!

らっだぁ

了解しました

コンタミの部屋にて

コンタミ

じゃあ…此処に座ってもらえる?

らっだぁ

はい

俺は指定された椅子に座る 我ながら、少し緊張している

らっだぁ

こ、こんな感じでしょうか?

コンタミ

うーん…ちょっと違う…?

コンタミ

ねぇ。真正面じゃなくて、少し斜めにしてくれる?

らっだぁ

了解しました

俺は少し斜めに座る

コンタミ

うん!!しっくり来た!!

コンタミ

じゃあ、其のまま動かないでくれる?

らっだぁ

了解しました

そう言われ、俺は動かないように心得る

チラッとコンタミ御坊ちゃんを見ると、物凄く真剣な顔が見えた

らっだぁ

(…ぁ…)

始めてみる顔・・・

らっだぁ

(コンタミ御坊ちゃん、こんな顔するんだ)

らっだぁ

(あの顔、良いな…
コンタミ御坊ちゃんらしい…)

俺はそう思いながら、コンタミ御坊ちゃんが描き終わるのを待っていた

コンタミ

っし!!出来た!!

らっだぁ

本当ですか?

コンタミ

うん!!モデルになってくれてありがとう!!

らっだぁ

いいえ。大丈夫です

俺は椅子から立ち上がると、コンタミ御坊ちゃんはノートを隠した

らっだぁ

(え…)

コンタミ

あー…ごめん…流石に見せれない…

らっだぁ

…分かりました

俺は心の中で仕方が無いと唱え、扉に向かう。部屋を出る時、コンタミ御坊ちゃんの方を見る

らっだぁ

御邪魔致しました

コンタミ

ううん。ありがとね

らっだぁ

( ˙-˙ )スン

らっだぁ

うがぁぁぁぁ!!!!!!

らっだぁ

悲しいッ!!悲しいって!!

らっだぁ

そりゃ!!見られたくないのは分かるよ!!俺も見られたくないものも一つや二つ有るし!!

らっだぁ

でもやっぱ悲しいぃ!!

らっだぁ

(´;ω;`)

らっだぁ

…切り替えて行くかぁ…

らっだぁ

落ち込むな…俺…!!

飛びに飛びまして 自室にて

らっだぁ

…今日は不思議だったなぁ…

らっだぁ

よし、日記に書こー

俺は黙々と机に向かって、日記を書く。今日有った事を淡々と書く。そして、昨日の記録を読む

らっだぁ

…そう言えば…

らっだぁ

最近、上からの命令が煩いな…

らっだぁ

『自分達の息子達を守れ』なんて…
いや、守るけどさ……

らっだぁ

『自分達の』って…まるで…ねぇ…

らっだぁ、執事になる

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

501

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚