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5章 初 ー夏に彷徨う仲間達へー 〜偽者〜
太陽
空
空
太陽
瑠姫
太陽
瑠姫
蒼
太陽
太陽
蒼
蒼
太陽
瑠姫
太陽
蒼
蒼
瑠姫
瑠姫
瑠姫
空
空
「...」
太陽
太陽
太陽
太陽
太陽
太陽
太陽
少女は小石を蹴り飛ばす
太陽
コツン
太陽
太陽
少女は顔を上げる
太陽
太陽
2028年 8月20日 発行 XX新聞 新たな手がかりか? さらに解決へと近づく 某高校で起こった殺人事件の手がかりが 新たに公表された。 被害者の一人、 空直太陽(からじき たいよう)さんの 自室にて二枚の手紙が置かれていた。
「(上略)最近おかしな夢を見るの、私を含む女の子達…女の子達っていうのは全く知らない女の子で…後!空も、瑠姫もいた…そう、なにかと戦ってるの…、怖いし毎日同じ状況で違う場面の夢を見るから気味が悪くて…空も(中略)気をつけてね(後略)」
「あの子、いつも私じゃない私と 私の話をしているように会話するんです。 あの子、いつも私を見てわらうんです、 光のない目でいつも私をわらうんです。」
文中に出てくる嬢瑠姫(じょう るき)さんの遺体はあったものの空という人物は現在身元が不明である。空直太陽さんの友人に空という人物がいたという証言は未だにありません。専門家によると空直太陽さんは精神病を患っていた可能性があるとみて警察とともに調査を続行しています。
「新聞?」
少女は一枚の紙を拾う
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「…… 」
少女は酷く呆れた顔をしていた
紙を破り捨て
並ぶ本を片目に前へと進む
空
「妖人」
たった二文字の題名が刻まれた本
少女はゆっくりと開く
……
妖人は二つの種類に別れる 妖人 祟の妖人
妖人:死体木_の_鬼か身体に戸る 妖人は妖術の使_が可_ 祟の妖人:タヒ休に本人ではないム_がイ百る
…文字が霞んで正しく読むことができない
空
ぽた
ぽた
空
少女の顔には血が垂れていた
空
空
酷く生臭い
…
ここ
何があるんだろう
…
鉄の匂い…
木の匂い
…快晴の匂い
空
空
血にまみれた
彼女の姿
そして
知らない誰か
空
何故だろう
触っては行けない気がする
隣の人は…
妖人…?
綺麗な姿で死体となっている
憶測ではあるけれど
空
空
空
空
空
空
空
空
潜めた体を出す
太陽
太陽
空
太陽
太陽
太陽
太陽
空
空
空
太陽
空
空
空
空
太陽
空
空
太陽
少女は怯えた背中について行く
前に注意しながら