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灰色に降る、ふたつの光
自分が目立つことをあまり好きじゃない
全部まとめて「王子様」とか「クール」とか言われるけれど
本当はただ、不器用なだけだ
ya
真っ赤な声で呼ぶのはyanくん 人混みをかき分けて一直線に来る
ya
hr
ya
ur
横から低い声が入る urだ 黒いジャケットの袖を整えながら 蒼の前に立つ
ur
ur
ur
ya
ya
ur
hr
ur
ya
その日から、妙な空気が続いた 朝はyanくんが先に隣の席を確保する 放課後はurがさりげなく隣を歩く
体育祭の実行委員会では 二人とも僕の近くをキープ クラスメイトはざわざわ
モブ
hr
hr
ya
ya
ya
ya
ur
ur
ur
ur
ur
hr
今まで真ん中で支える側だと思っていた でもちゃんと見られていた 大事に思われていた
hr
ya
hr
ya
ur
ya
ya
hr
ya
hr
hr
ur
hr
hr
hr
hr
ya
ya
ur
ur
俺は何色にも染まらない
でも隣にある色をちゃんと映す
yanくんもurも
そしてまだ知らない色も
俺の恋はまだ始まったばかり