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初見ですが、めちゃめちゃ面白かったです✨ 最初から最後までノンストップ! チーぺぺさん、さては神ですね...?
すごく好みですチーぺぺさん天才॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*こういうお話大好き( ु ›ω‹ ) ु♡
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
『僕の周りの おかしな人達』 #ちょっとおかしな癖
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
ージャリッズズッズリッー
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
その日は酷く暑い夏の日だった
ただでさえスーツで蒸れるとゆうのに
夜でも五月蝿い蝉の声に
俺のイライラは募るばかりだ
イケメンなスーツの男
イケメンなスーツの男
イケメンなスーツの男
???
???
機嫌の悪さを隠す事無く
目の前のもっさい男に言葉を吐き捨てた
男は怯えた様に縮こまり
目も合わさずに口を開いた
イケメンなスーツの男
イケメンなスーツの男
???
イケメンなスーツの男
この男と会ってもう何度目の溜め息か分からない
俺はスーツの内ポケットから煙草を取り出し
何本目か分からないそれに火を付けた
イケメンなスーツの男
???
イケメンなスーツの男
???
イケメンなスーツの男
イケメンなスーツの男
目の前のもっさい男は
俺の会社の同僚だった
所属している部署が同じでデスクも近い
だが関わりなんかそれだけだ
???
男は申し訳なさそうな表情で
俺をチラリと伺った
???
イケメンなスーツの男
イケメンなスーツの男
背中に張り紙?
一体何の事だ...
俺はグイッと腕を後ろに回した
ーカサッー
イケメンなスーツの男
確かに手に当たったそれは
感触からして間違いなく紙だった
俺はザワつく心のままに
紙を掴んで背中から剥がした
【犯人は俺です】
イケメンなスーツの男
???
???
???
俺の頭の中で
何かがブツンと音を立てて引きちぎれた
イケメンなスーツの男
イケメンなスーツの男
???
???
イケメンなスーツの男
イケメンなスーツの男
???
???
何度も蹴った
何度も踏み付けた
何度も
何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も 何度も何度も何度も何度も 何度も何度も何度も何度も 何度も何度も何度も何度も 何度も何度も何度も何度も
イケメンなスーツの男
???
イケメンなスーツの男
ーズリッジャリジャリズズズー
???
俺は煙草を取り出して火を付けた
イケメンなスーツの男
顔なんかもう解らないのに
もっさい男が笑った気がした
ーバキンッバキッヌヂュー
イケメンなスーツの男
ーズリリッジュリズリッー
イケメンなスーツの男
ージャリジャリッー
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
美人の花屋さん
ークシャッシャワッシャワッー
美人の花屋さん
美人の花屋さん
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
不思議な男の子
不思議な男の子
美人の花屋さん
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
ーザクッザクッシャッー
美人の花屋さん
ーガツッシャッザクッザクッシャッー
美人の花屋さん
一つ、 成長期前の子供を選ぶ
美人の花屋さん
ーズッズズッズリッー
美人の花屋さん
美人の花屋さん
一つ、 命は奪わず生きたまま
ーズリリッドスッー
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
ープスッチクッズブリー
一つ、 苗は愛を込めて植える
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
ーザッバサバサッザシュッバササッー
一つ、 自ら咲くまでずっと待つ
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
一つ、 誰にもバレてはならない
この土地は
気候や土質に恵まれており
草木や花々、果物の生産が盛んだった
当たり前の様に
花屋、果物屋、木造の取り扱い
そーいった店が多かった
???
???
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???
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???
???
???
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???
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???
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???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
まずは子供を拐ってくる
強力な睡眠作用のある薬をタオルに染み込ませ、子供が抵抗しない様に眠らせる
眠った子供を真っ黒なビニール袋に入れ、その封を完全に閉める
少し湿って冷たい土を選び、そこに子供がスッポリ入るくらいの穴を掘る
穴に子供を入れて、何でも良い、自分の好きな花を袋の上からその子供に突き刺す
ちゃんと刺さる様に、茎は硬めなものを選ぶこと
その茎の先端を充分に尖らせておいて、花に愛情を注ぎながら突き刺す
突き刺した後は土を被せてお終い
???
???
???
???
必ず成長期前の子供を選ぶこと
花には常に愛情をむけること
誰にも見られないこと
自分で産まれてくるまで待つこと
子供は殺さず生きたまま使うこと
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
ーショロロロロロッー
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
ーチョロロッピチャッポタッー
美人の花屋さん
美人の花屋さん
美人の花屋さん
ーカシャシャッシャワッー
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
病院のベッドへ横たわる息子を見て
私は傍に居た夫に声を掛けた
不思議な子のお父さん
不思議な子のお父さん
諭す様に言葉を返しながらも
夫の表情は暗く、悲しげだった
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な子のお父さん
取り乱して声を荒らげる私を
夫は優しく抱き締めてくれた
その温もりに耐えきれず
ボロボロと涙が溢れ出す
不思議な子のお母さん
不思議な子のお父さん
不思議な子のお父さん
不思議な子のお父さん
夫の声は震えていた
私を抱き締める手に力がこもる
逃げられないの間違いじゃないか
そんな考えが頭を過ぎった
けれど言い方が違うだけで
確かにその通りだと私は思う
この子からは逃げられない
私も、夫も、誰一人として
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な子のお父さん
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
私と夫の目の前には
悲しそうな表情で、上体だけ起こした息子が居た
不思議な子のお母さん
不思議な子のお父さん
息子と夫の目が合い
不思議な男の子
不思議な子のお父さん
不思議な子のお母さん
夫は病室の窓を開け
不思議な子のお父さん
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
静かにそこから飛び降りた
不思議な子のお母さん
ードチャッ!!ー
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な子のお母さん
不思議な子のお母さん
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
不思議な男の子
『僕の周りの おかしな人達』 #ちょっとおかしな癖 〜fin〜