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ヌッシ☆

転生したらアメデジの一員になれました!

ヌッシ☆

第3話!

リズリー

START!!

ヌッシ☆

ちょっと〜?

ヌッシ☆

セリフ取らないでくんない?

僕はリズリー。

ここに来るまではTADC好きの ただの女子中学生だった。

ここに来てから推したちに囲まれてるせいで鼻血出たり叫んだり、泣いたりで色々大変だが。

今は何とか落ち着いて、 ラガタとポム二、ジャックスと 共に生活スペースを歩いているところだ。

ラガタ

ここが生活スペースね。

ラガタ

夜寝るのもここよ。

リズリー

(生活スペースって、実際に見たらなんか変な感じだな・・・。)

リズリー

(ていうかラガタ声良すぎ・・・。)

ラガタ

ホントは眠らなくてもいいんだけど、時には少し休んで生活リズムを整えるのもいいわね。

ラガタ

もうすぐのはずなんだけど・・・。

ラガタ

あぁ!ほら、あなたの部屋よ!

ポムニ

・・・・・。

リズリー

(このポム二が自分の部屋の扉見てる時の瞳でっかくなるの可愛い〜!!!)

ラガタ

それとあなたの部屋は・・・・・。

リズリー

・・・あ、僕?

ラガタ

えぇ、そう。

ラガタ

この辺りのはずなんだけど・・・・・。

ラガタ

・・・あら?ない・・・?

ジャックス

君、ケインにほとんど認知されてなかったからね。

リズリー

あ〜・・・なるほど。

リズリー

じゃあやっぱ僕って・・・蚊帳の外なんだ!!!(大歓喜)

ラガタ

そこ、喜ぶところなの・・・?

ジャックス

まぁ、この新人変だからね〜。

リズリー

へ、変って・・・。

リズリー

・・・っていうか、ポム二・・・さん、大丈夫ですか?

ポムニ

・・・え?あ、うん・・・、まぁ平気・・・。

ポムニ

・・・まだっ、分からないんだけど・・・。

ポムニ

冒険って、なんで続けなきゃいけないの?

ポムニ

どうして、出口を探そうとしないの・・・?

ラガタ

そうね、最初来た時は、そうしてたわ。

ラガタ

でも、しばらくして気づくの。

ラガタ

ここからは出られないし、達成できない目標を置い続けてたら、頭がおかしくなっちゃう。

ラガタ

結局、何が目的なのか、考え始めて。

ラガタ

完全に自分を見失って、なぜ生きているのか限界まできたら、最悪の結果になるのよ!

ラガタ

((ハッ

かなり感情的になっていたラガタは、我に返ったのか自分がカフモの部屋を通り過ぎそうになったことに気がついたようだ。

ポム二もジャックスも、そして僕も何も言わずに突っ立っている為、気まずい空気が流れる。

ラガタ

あ〜でも、それは今日やるべきことじゃないわ。

ラガタ

なにより、冒険が目標になるから、心の健康を保てるし、刺激をくれる!

ピンポーン (ラガタがカフモの部屋のチャイムを押す)

ジャックス

これが全部夢で良かったね、ポム二?

ポムニ

・・・・・。

ジャックス

・・・・・。

ペチペチッ (ジャックスがポム二の頬を軽く叩く)

ポムニ

((ハッ

ポムニ

なんでここに?

ポムニ

何するんだっけ?

ラガタ

お友達に会いに来たのよ。

ピンポーン (ラガタがカフモの部屋のチャイムを押す)

ポムニ

・・・あら、居ないのかしら?

ポムニ

元気だといいんだけど・・・。

ジャックス

ご心配なく、部屋の鍵ならあるよ♪

ラガタ

えっ、ちょっ、なんでっ!?

ラガタ

ちょっと!他人の部屋の鍵は持ってちゃいけないでしょ!

ジャックス

そこら中の鍵を持ってるから何も問題ないよ。

ジャックス

そういえば君の部屋に忘れ物したかも。

ジャックス

あったら教えてよ。

ジャックス

ムカデは嫌じゃないよね?w

リズリー

(・・・ふぅー・・・、ごっつぁんです。)

ラガタ

ジャックス!!

ラガタ

唯一怖いモノなのになんでそんなことするの!?

ジャックス

え〜?的外れな質問だね。

ジャックス

事前に知らせてあげたんだよ。

ガチャ (ジャックスがドアを開ける)

リズリー

(僕の位置からじゃ見えねぇな。)

リズリー

(でも多分ポム二達が見てるのは・・・。)

恐らくバグったカフモの姿だろう。

ジャックス

((カフモの部屋にあったボウリング玉を取る

ジャックス

あぁ、これを探してたんだ。

ジャックス

見張っててくれてありがとう、もう行かなきゃ。

リズリー

(あ、ここ確か本編じゃ見れないよな?)

リズリー

(コレ、ジャックスについてったら本編じゃ見れないところ見れんじゃね?)

リズリー

(腕掴んだろ。)

ガシッ (リズリーがジャックスの腕を掴む)

リズリー

失礼しやーす(あヤベッコレ結構恥ずい。)

ジャックス

えっ。

リズリー

え?

ジャックス

離して。

リズリー

無理です。

ジャックス

・・・まぁいいか((ボソッ

ジャックス

それじゃカフモ、じゃあね。

ジャックス

((ダダダッ

リズリー

ぅえ!?

リズリー

(コレ瞬間移動とかじゃないの!?)

リズリー

(めっちゃ高速で走ってただけなんだこれ。)

リズリー

はぁ、はぁ"ッ・・・。

リズリー

(し、死ぬかと思った・・・。)

リズリー

あ"〜、バグったカフモ生で見ればよかった。

ジャックス

ん?なんか言った?

リズリー

え!?いや、な、な、な、なっなんでも??

ジャックス

動揺しすぎ。

リズリー

ぁあえ、あ、はい(?)

ジャックス

・・・ほら、カフモが来る前に行くぞ。

リズリー

ガングル・・・さん達の所にですか?

ジャックス

うん。

僕の問いに頷いたジャックスが 歩き始め、僕もそのあとを追う。

リズリー

(ジャックスっていいとこ育ちなのか?)

リズリー

(なんか・・・・・、性格は悪いけど・・・、なんだ?言葉遣い?とか聞いてると育ちよさそうに見えるんだよな・・・。)

リズリー

(好き。)

リズリー

((ジィーーーー

ジャックス

・・・・・。

ジャックス

((チラッ

リズリー

(お、こっち向いた!)

リズリー

(やっぱかっこかわいい〜♡)

ジャックス

((・・・フイッ

リズリー

(ありゃ、そっぽ向いちゃった。)

リズリー

(ていうかボウリング玉どこいった?まさかポケットに?いやまさかそんなドラ〇もんみたいな・・・。)

リズリー

((ジィーー

ジャックス

・・・あのさ、さっきから何?

リズリー

へ?

ジャックス

そろそろ僕の体に穴開きそうなんだけど。

リズリー

・・・?

リズリー

・・・え、撃たれたんですか?

ジャックス

いやそうじゃなくて・・・、君にずっと見られてて穴が開きそうだって言いたいの。

リズリー

?別に穴は開かないと思いますよ?

ジャックス

あ〜・・・、いやそうじゃなくて、比喩的な意味だよ。

リズリー

なるほど?僕国語苦手だからそういうの疎いんですよね〜。

リズリー

ハハッ・・・。

リズリー

(あ〜最推しに自分の学歴晒すのキチー・・・。)

ジャックス

へぇ・・・、そういえば君名前は?

リズリー

名前?あ〜、リズリーです。

リズリー

厚ヶ瀬 リズリー。

リズリー

気軽にリズリーって呼んでくれたら・・・・・。

ジャックス

え、名前覚えてんの?

リズリー

え?

リズリー

(・・・oh,やらかした☆)

リズリー

あぁ、いやこれは違くて!ポム二さんが名前決められてるの見て、自分も名前わかんないなぁ〜って思ったから自分で勝手に名前決めたって言うか・・・!

リズリー

他の人達に聞かれたときにすぐに答えられるようにしてたっていうか・・・!別に覚えてたとかじゃなくて適当に考えただけで・・・・・!

ジャックス

・・・リズリー、だっけ?

リズリー

ぇあ、はい!!

ジャックス

わかりやすい名前だね。

リズリー

あ〜・・・よく言われます。

ジャックス

ふーん?その様子だとここに来る前の記憶は全部ある感じ?

リズリー

あ〜・・・、多分?

リズリー

そこら辺は自分でもよく分からなくて・・・・・。

リズリー

大体のことを覚えてはいるんですけど、何かを忘れているような気もするというか・・・。

リズリー

ここに来た経緯もよく覚えているし、家族や友達との思い出ももちろん覚えてるんですけど・・・。

ジャックス

・・・なんか訳ありってこと?

リズリー

さぁ?ここに来た経緯は確かに訳ありですし、家族構成も色々訳ありですけどねw

ジャックス

ふーん、その話、今度沢山聞かせてよ。

リズリー

・・・・・別に構いませんけど・・・・・。

ジャックス

ところで、リズリーって何歳?

リズリー

14です。

ジャックス

じゅっ・・・・・!?

ジャックス

・・・じゃあ僕より年下だね。

リズリー

はい、ジャックスさんは22歳でしょ?

ジャックス

え、なんで知ってんの?

リズリー

・・・実は僕喋ってるだけでその人の年齢とか分かるんですよね〜・・・(ウソ)

ジャックス

ハハッ、なんだそれw

リズリー

(んぎゃわいいい!!)

ドカッ・・・!

リズリー

あ?なんの音?

ジャックス

・・・・・カフモかな。

リズリー

(あ〜ね。)

ジャックス

歩いてたら追いつかれるね、走るよ。

リズリー

え"っ!?ちょっと、さっきめっちゃ走ったばっかなんですけど!?

ジャックス

早くしないと置いてくよ。

リズリー

ちょっ・・・!?

しばらく走ると、グローインクの 穴を覗いているガングルとキンガーが見えた。

それに気づいたジャックスが走るスピードをあげ、僕を思いっきし置いていった。

リズリー

はぁっ、ハァ"ッ"・・・。

リズリー

ちょっ、ジャックスさっ・・・!?

リズリー

(・・・でも多分カフモがこっちに来ることはしばらくないと思うし、マジで倒れそうだからもう歩いて行こ・・・。)

ジャックス

ハァ、ハァッ・・・。

ジャックス

・・・あ〜、どんな感じ?

キンガー

ジャックス!

キンガー

ズーブルの穴を見つけたぞ!!

ジャックス

あぁ、良かったね。

ガングル

カフモはどうだった・・・?

ガングル

ジョークを笑わなかったこと、もう怒ってないといいけど・・・。

ジャックス

あぁ、元気だったよ。

ジャックス

今まで見たことないくらい幸せそうだったよ。

ジャックスは躊躇なくウソをつく。

確かに元気そうではあったが、 幸せそうだったとは正直思えない。

キンガー

おぉ、頭がおかしくなってなくて良かったよ。

キンガーは疑う様子もなく言った。

ジャックスたちから少し離れたところから微かに何かが暴れている音がした。

恐らくバグったカフモが暴れているんだろう。

するとジャックスはどこからか カフモの部屋から持ってきた ボウリング玉を取り出し、

ジャックス

実はコレを渡すように頼まれたんだ。

そう言って、ボウリング玉を キンガーに投げつけ、2人を グローインクの穴へ落とした。

リズリー

ッあ"、ハァ、・・・。

リズリー

お"ぇ"、吐きそう・・・。

ジャックス

遅いよ、リズリー。

リズリー

君が早いんですよ、!

ジャックス

まぁいいや、それよりリズリー?

リズリー

はい?

ジャックス

ん。

ジャックスがグローインクの穴を 指さす。

リズリー

・・・あ〜、はいはい。

リズリー

(落ちろと・・・。)

リズリー

((トコトコ、ピョンッ

僕はグローインクの穴に近づき、 ピョンとジャンプして穴へと落ちる。

穴に落ちると、赤く長い滑り台があった。

しばらく先にはボールのように転がっていくガングル達が居た。

しばらく滑ると、絶妙に暗い洞窟に着いた。

そこにはたくさんのグローインクが居り、どうやらグローインクの巣のようだ。

とりあえず転がっていくガングル達を追いかける。

2人に追いつくと、そこにはナメクジのような形で、前と後ろに口とたくさんの目がある巨大な生物が居た。

その巨大な生物は、グローインクが持ってきたモノを前の口で飲み込み、後ろの口からグローインク達をポンポンと出している。

正直に言おう、マジで気持ち悪い。

リズリー

(アニメとして見る分にはいいけど、生で見ると流石に気持ち悪いな・・・。)

リズリー

(虫は昔から嫌いなんだよなぁ・・・・・。)

キンガー

おぉ、昆虫採集かな?

ガングル

多分ここは巣だよ・・・。

キンガー

・・・ウワァッ!

リズリー

ぶはっ!w

リズリー

(うわっはぁ〜!ここ好き〜!)

リズリー

(・・・・・そういや、今って多分ポム二がケイン探してるか、虚無空間に向かってる頃だよな?)

リズリー

・・・・・てことは。

リズリー

(もうすぐバグったカフモが見られる!!)

リズリー

ニヒヒッ、楽しみ〜♪

ジャックス

何が?

リズリー

ゑ?

そう言ってジャックスが僕の顔を覗き込む。

※身長差 リズリーはジャックスより 数センチ低いくらいです。

リズリー

わ"ぁ"ぁぁぁ!!??

リズリー

な、な、な、な、な、な、な、ななんでもないですよ"!?!?

リズリー

(ちっっか!?もう死んでいいですか?)

ジャックス

だからわかりやすすぎ。

リズリー

いやそんなのいいからはよ離れてください!

リズリー

知ってます!?ソーシャルディスタンスって言葉っ!!!

ジャックス

はいはい、わかったから騒ぐなって。

リズリー

(あ、結構すんなり離れてくれた・・・。)

ガングル

ジャックス、その新人ちゃんと仲良いね・・・?

ジャックス

ん〜?まぁさっきからずっと一緒に居るからね。

リズリー

(わぁー!ジャックスとガングルの絡み最高〜!!!)

リズリー

(いいぞ、もっとやれ!)

ガングル

そうなんだ・・・。

ガングル

あ、そういえば君、名前は?

ガングル

まだ名前なかったよね・・・?

リズリー

え?あ、あぁ〜・・・。

リズリー

いやぁ、それがどういうことか、名前思い出せたんですよね〜。

ガングル

えっ!?そんなことあるの!?

リズリー

ははっ・・・、不思議ですよねェ・・・・・。

ガングル

それで、君の名前は?

リズリー

あぁ、はい、僕はリズリーです。

リズリー

厚ヶ瀬 リズリー。

リズリー

気軽にリズリーって呼んでくれたら嬉しいです!

ガングル

リズリー・・・・・。

ガングル

よろしくね。

リズリー

はい!よろしくお願いします!

リズリー

あ、キンガーさん!

キンガー

ん?誰か昆虫s

リズリー

昆虫採集の話は誰もしてませんよ〜、こっち見てください。

キンガー

おぉ、君か!

キンガー

・・・えーっと、誰だっけ?

リズリー

アハハッ、知らなくて当然ですよw

リズリー

名乗ってませんしw

キンガー

あれ、そうだったかな?

リズリー

そうですよ〜、ボケてるおじいちゃんみたいで可愛いですねっw

キンガー

キンガー

よく分からないが、とりあえず君の名前を聞いてもいいかね?

リズリー

あぁ、そうですね。

リズリー

僕の名前はリズリーです、リズリーと呼んでくれたら嬉しいです!

リズリー

仲良くしてください!

キンガー

おぉ〜リズリーか!これからよろしく!

リズリー

はいっ!

リズリー

(あぁぁぁぁぁぁぁぁ!心臓ドキドキ超えてドコドコ言ってる〜!!)

リズリー

(マジで心臓が働きすぎて今にも止まりそう!)

リズリー

(死ぬぅ、いやもう死んでいいかな!?みんな可愛すぎ、ホント無理!!!)

グローインク・クイーン

グローインクで無いものが、グローインク・クイーンの巣にやってくるとはね。

ジャックス

あ〜、君は誰なんだ?

ジャックス

事前に言ってくれないと。

ジャックス

そんな超気持ち悪い姿を現す前にね。

グローインク・クイーン

・・・・・ウサギ風情がこの気高き御膳にてなんと浅ましき言葉遣いを・・・!

キンガー

気高き者としてお尋ねしたいのですが・・・。

キンガー

あぁ、ズーブルが居たぞ!

キンガー

やぁ、ズーブル!

キンガーはそう言い、呑気に ズーブルに手を振る。

ズーブル

あ〜、助けなさいよ、バカ共!

ジャックス

口が悪いね、ズーブル。

ジャックス

助けたくなくなっちゃったなぁ。

リズリー

元から助ける気なかったのでは・・・?

ジャックス

何?

リズリー

いえ、なんでも。

そんな僕たちを見て、ガングルとキンガーはジャンケンをし始めた。

ガングル

・・・あ〜、いつも負けちゃう・・・。

キンガー

よしっ!

リズリー

(あれ、ガングルってパー出してるのか?)

そしてキンガーはグローインクに運ばれているズーブルに近づく。

キンガー

捕まえた!

そう言ってズーブルの頭を掴んだのはいいが・・・・・。

キンガーには腕が無いため、 キンガーの手ごとズーブルの頭は運ばれて行ってしまう。

ズーブル

おい!キンガーアンタって!

グローインク・クイーン

((ゴクンッ

リズリー

ありゃま。

ガングル

あぁ・・・!

ジャックス

まぁ、大丈夫だろ。

キュルキュルキュルッ

ジャックス

リズリー

リズリー

(・・・あ、グローインクがバグってる。)

ジャックスはバグっているグローインクを見て、キョロキョロと 目だけを動かしている。

リズリー

(はい可愛い。)

グローインク・クイーン

愚かな色の寄せ集めが!

グローインク・クイーン

全てがグローインクになると分かっていないのか?

グローインク・クイーン

私もグローインク、あなたもグローインク、グローインクこそ神!

ジャックス

気持ち悪くて反吐が出るね。

グローインク・クイーン

・・・あぁ、だが、お前たちまだ見ていたのか。

ジャックス

冒険でここに来たわけじゃない。

ジャックス

ここに来たのは

ドガーンッ!

ジャックスがそこまで言うと、グローインク・クイーンの真上からバグったカフモが落ちてきた。

いきなり自分の上に何かが落ちてきて、グローインク・クイーンは先程口に入れたばかりのズーブルの頭(とキンガーの手)をたまらず吐き出した。

勢いよく飛んで来たそれは、キンガーの元に飛んできた。

リズリー

WOW。

リズリー

(なんだか思っていたのと違うなぁ・・・。)

キンガー

おぉ、無事でよかった!

キンガー

あそこでゲームショーを楽しんだわけじゃないんだろう?

ズーブル

・・・あ〜、何の話をしてんだよ?

ガングル

何が起こってるの?

ジャックス

あれはカフモだ、心配ない。

ガングル

・・・・・カフモがバグったの!?

ジャックス

いや、大丈夫だよ。

キンガー

そうだ、どうやってここから出るんだ!?

ズーブル

あそこからだよ。

キンガーの言葉を聞いて、ズーブルは呆れたように出口の場所を教えてくれた。

そこにはご丁寧にエスカレーターがある。

ジャックス

レディファーストだ。

先頭を歩いていたジャックスが、ガングルの方を振り向きそう言う。

ガングルはジャックスの言葉に甘えて先にエスカレーターに乗ろうとしたが、

ジャックス

いやそんなわけねぇだろ。

ガングル

うぅ!

そう言ってガングルを押しのける。

リズリー

(ここ普通に可哀想なんだよなぁ・・・。)

リズリー

(ガングルと仲良くなりたいし、話しかけてみるか。)

リズリー

えっ・・・と、ガングルさん?大丈夫ですか?

ガングル

へ?あ、うん、大丈夫・・・。

リズリー

立てます?手、貸しますよ!

ガングル

あ、ありがとう・・・!優しいね。

リズリー

え!?いやぁそんなことは・・・。

リズリー

(君らでヤベェ妄想したことある僕が優しいわけないやん・・・・・。)

そして僕らはエスカレーターに 乗って、無事上に上がることが 出来た。

カフモがバグってしまったことをケインに伝えるため、サーカステント内をみんなで歩いてみた。

すると、ポム二とケインが居るのが見えた。

キンガー

ケイン!

キンガー

カフモが変異して、バグってしまったんだ!

ケイン

カフモがバグった?

ケイン

どうして知らせてくれなかった!?

パチンッ (ケインが指を鳴らす)

ケインが指を鳴らすと、バグったカフモがこちらに引き寄せられた。

ケイン

なら、地下室行きだ。

そして、カフモは暗く深い闇に 落とされた。

リズリー

(・・・南無阿弥陀仏。)

後ろからズーブルの体が歩いてきて、キンガーの持っていたズーブルの頭を持ち、頭を取り付けながら。

ズーブル

カフモがあんな風に脱落するなんて。

と言った。

ズーブル

気にしないで欲しいんだけど、次はキンガーだと思っていたよ。

キンガー

そりゃどうも。

ジャックス

これでキンガーを基準にできなくなったようだね。

ジャックス達が呑気にそんなことを話していると、バグりかけているラガタが這いずって来た。

ラガタ

あ"、あ"ぁ"、く、苦し"いよぉ"・・・!

パチンッ (ケインが指を鳴らす)

ケインが指を鳴らすと、ラガタのバグは一瞬で治ってしまった。

それと同時に、ポム二の手のバグも治ったようだった。

ラガタは起き上がると、ポム二の隣に歩いて行った。

まぁ当たり前だ。

ケインを呼んでくると言ったのに、本人が直接ケインに治してもらう羽目になったんだ。

2人はとても気まずそうにしている。

そんな中ケインは、僕らに出口について話し始めた。

ケイン

出口についてウソをついたことは謝ろう。

ケイン

みんながどれほど求めているものかは分かっているが、その向こう側をどう扱うべきか考えるのに・・・、苦労したが・・・、果てしないことがわかった。

ケイン

知っての通り、未完成品をみんなに見せる訳にはいかない。

ケイン

特に、虚無空間に繋がる場合なんかはね。

ケイン

・・・とにかく!グローインク・クイーンを倒したようだし、この冒険は終了だ!

ケイン

報酬はバブルコック長が振る舞う、おいしいデジタル料理だ!

バブル

法で認められている愛を込めて作ったよ!

ジャックス

確かに腹が減ったなぁ。

ガングル

あなたは何もしてないでしょ?

ジャックス

だから?

ジャックス

それでも腹は減るんだよ。

キンガー

私はそんなに。

キンガー

デジタル世界では飲食睡眠は不要だからね。

キンガー

デジタルフードは食べた感覚を味わうだけで、何の栄養にもならないぞ!

ジャックス

あ〜やめてくれ。

ジャックス

いつからデジタル世界の専門家になったんだ?

キンガー

・・・・・何の専門家だって?

そして冒険後の食事が始まった。

おまけ

ポム二を除いて、僕を含めた みんながワイワイと食事をしながら会話をしている。

だが、ポム二だけはずっと動かずに何処かを見つめていた。

食事中も、食事が終わった後も、みんなは楽しそうにしているが、ポム二だけはずっと喋らなかった。

恐らく、この世界から出られないという絶望から来たものだろう。

今は食事後で、みんなは自由に動き回っている。

だが、ポム二はやはり動かない。

このままどうなるのか見ていても面白いかも、とも思ったが、 やはり心配なので僕は声をかけることにした。

リズリー

(本編では食事後の展開はどうなるかわかんないからなぁ・・・、なんかちょっと怖い・・・・・。)

リズリー

え、えっと、ポム二さん・・・・・?

ポムニ

・・・・・。

リズリー

・・・・・?

リズリー

ポム二さん?

ポムニ

・・・・・。

リズリー

ポム二さん!

ポムニ

・・・・・。

リズリー

(ダメだ、完全に上の空になってる・・・・・。)

リズリー

ポ!ム!ニ!さ!ん!

ポムニ

・・・・・。

リズリー

・・・・・。

リズリー

((ブチッ💢

完全にブチ切れた僕は思いっきりポム二を揺さぶってみることにした。

リズリー

((ガシッ(ポム二の肩を掴む)

リズリー

ポム二さん!!

リズリー

((ブンブンブンッ!

ポムニ

わあぁぁぁ!?

ポムニ

やめてやめて、肩外れるぅ〜!!!

リズリー

あっ!ご、ごめんなさい、つい・・・・・。

ポムニ

はぁ、ハァッ・・・。

ポムニ

えっ、と?

ポムニ

・・・誰・・・だっけ?

リズリー

あぁ、そういえばまだポム二さんに自己紹介してませんでしたね。

リズリー

僕の名前は厚ヶ瀬 リズリーです、気軽にリズリーと呼んでください!

ポムニ

そ、そう・・・、じゃあリズリーって呼ぶね・・・。

リズリー

はい!

ポムニ

えっと、それで・・・、どうしたの?

リズリー

あぁ、話しかけたのは・・・、まぁ、同じ新人さんがなんかボーッとしてるなぁって思ったので・・・。

リズリー

心配になってしまって・・・、あと・・・、仲良く、なりたくて・・・!

ポムニ

そうなんだ・・・、わざわざ心配してくれてありがとう、私はもう大丈夫、!

ポムニ

さっきのでちょっと元気になった・・・っていうか・・・。

リズリー

リズリー

それなら良かったです!ちょっと、気分悪くしてないか、心配で・・・。

ポムニ

大丈夫よ!・・・というか・・・、敬語外していいよ?

リズリー

え、無理です、##ます。

ラガタ

でも、同じ新人だし・・・。

リズリー

う、うぅ〜ん・・・。

リズリー

・・・まぁ、その方が仲良くなれた感じするし・・・、うん!敬語外すね!

ポムニ

うん!よろしくね!

リズリー

うん!

リズリー

(推しと仲良くなってしまったぁぁぁぁ!!)

ヌッシ☆

おしまーい!

ヌッシ☆

どうだったかな?

リズリー

良かったらいいねとコメント、フォローもよろしく!

ヌッシ☆

あ、そういえばリズリーってまだ部屋なかったよね?

リズリー

え?まぁそうだけど?

ヌッシ☆

じゃあ誰かの部屋に泊めてもらおっか!

リズリー

・・・・・は?

リズリー

はぁ!?!?

リズリー

待って無理無理無理!

リズリー

そんなことしたら僕##じゃうよ!!

ヌッシ☆

大丈夫、大丈夫、何とかなるよ(棒)

リズリー

棒読みで適当なこと言うな〜!!!

ヌッシ☆

では読者の皆様!

リズリー

え、ちょ、おい?

ヌッシ☆

リズリーを誰の部屋に止めさせたいですか?

リズリー

あのちょっと?

ヌッシ☆

コメントでキャラの名前を書いてください!

ヌッシ☆

多数決で誰の部屋に泊まるかを決めます!

ヌッシ☆

それでは!

ヌッシ☆

ばい主!

ポムニ

ばいポム・・・!

ジャックス

ばいジャク。

ラガタ

ばいラガ!

ガングル

ばいガン・・・。

ズーブル

ばいズブ。

キンガー

ばいキン!

ケイン

ばいケイ!

バブル

ばいバブ!

ヌッシ☆

ほらリズリーも!

リズリー

クッ!

リズリー

ば、ばいリズ!

ヌッシ☆

じゃあ皆さん!コメントお願いしまーす!

転生したらアメデジの一員になれました!

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