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女子
碧先輩
好きです!
好きです!
女子
付き合ってください!
高瀬碧
ありがとう
高瀬碧
でも、ごめんね
俺以外にもっといい子見つかるよ
俺以外にもっといい子見つかるよ
教室
神木祐希
あ、碧帰ってきたか
高瀬碧
祐希
学食行くぞ
学食行くぞ
神木祐希
あぁ
廊下
神木祐希
碧また振ったのか
高瀬碧
あぁ
高瀬碧
俺彼女つくるつもりないし
神木祐希
あ~あ
碧いみたいなイケメンがそんなこと言ったら
碧いみたいなイケメンがそんなこと言ったら
神木祐希
俺らみたいな凡人はどうなるんだか
食堂
神木祐希
碧何食う？
高瀬碧
ラーメンかな
神木祐希
じゃあ俺もラーメン食おう
並ぼうぜ
並ぼうぜ
高瀬碧
あぁ
女子2
きゃー碧先輩だ!
女子3
ホントだー!
イケメン!
イケメン!
神木祐希
ほらお前また噂されてるよ
高瀬碧
あれは手でも振っておけばいいんだよ
女子2
きゃー
女子3
きゃー
神木祐希
うわ~イケメン
高瀬碧
そうか?
女子4
きゃー竜也くーん！
女子3
イケメン！かっこいい~！
女子2
ヤバイヤバイめっちゃかっこいい
高瀬碧
あの男誰だ？
神木祐希
え！碧知らないのかよ
神木祐希
２年B組の成瀬竜也だよ
高瀬碧
ふーん
成瀬竜也ね〜
成瀬竜也ね〜
高瀬碧
飯食おえぜ祐希
神木祐希
あぁ
放課後､駅
高瀬碧
やべー部活長引いちゃったな
成瀬竜也
あれ碧先輩じゃないですか
高瀬碧
お前は確か
高瀬碧
成瀬竜也
成瀬竜也
碧先輩俺のこと知ってくれてるんですか
高瀬碧
お前は目立つからな
高瀬碧
で、何
成瀬竜也
え、
高瀬碧
なんか話したいことがあったから話しかけたんじゃないのか
成瀬竜也
あー前から碧先輩のこと気になってんで話しかけようかなーって
高瀬碧
なんだそれだけか
高瀬碧
じゃあ俺電車来たから行くわ
成瀬竜也
碧先輩家どこですか？
高瀬碧
佐久間だけど
成瀬竜也
じゃあ俺もそっちなんで一緒に行きます
高瀬碧
そうなのか
電車の中
高瀬碧
お前モテんだろ
成瀬竜也
えーまぁまぁですかね
高瀬碧
彼女いないのか
成瀬竜也
いませんよ
成瀬竜也
俺あんまそういうの興味ないんで
高瀬碧
ふーん
成瀬竜也
先輩こそモテモテじゃないですか
高瀬碧
お前ほどじゃない
成瀬竜也
いやいやいや
成瀬竜也
彼女とかいないんですか？
高瀬碧
いないよ
高瀬碧
俺そういうの興味無いから
成瀬竜也
そうですか？
成瀬竜也
俺なら先輩のこと彼氏にしたいですけど
高瀬碧
は、
高瀬碧
何言ってんたお前
成瀬竜也
いやいやいや
成瀬竜也
ガチで言ってますからね
高瀬碧
お前そういう嘘かんたんに言っちゃうタイプなのか？
成瀬竜也
本気で言ってますって
成瀬竜也
信じてくれないんですか?
高瀬碧
信じない
成瀬竜也
どうしたら信じてくれるんですか〜
成瀬竜也
あ、わかった
成瀬竜也
ほんとにしちゃえばいいんだ
高瀬碧
は、何言ってんだ
成瀬竜也
先輩俺の彼氏になってくださいよ
成瀬竜也
俺と付き合ってくださいよ
高瀬碧
え、は、、
成瀬竜也
はい、決定！
高瀬碧
は、俺まだいいって言ってない
成瀬竜也
あ、先輩つきましたよ
高瀬碧
あ、ほんとだ
成瀬竜也
ほら降りますよ
高瀬碧
お前さっき言ったの本気か？
成瀬竜也
そうですよ
成瀬竜也
あ、俺もう電車きちゃうんでいきますね
高瀬碧
え、お前こっち方面じゃないのか?
成瀬竜也
あーあれはー
成瀬竜也
嘘です笑
高瀬碧
は！
成瀬竜也
じゃあそういうことで
成瀬竜也
これからお願いしますね
成瀬竜也
碧先輩
高瀬碧
だから、俺まだいいって言ってないって
成瀬竜也
あ、じゃあ行きますね
高瀬碧
おい、まてって
成瀬竜也
じゃあね先輩
高瀬碧
おい
高瀬碧
まてって
高瀬碧
おい!
高瀬碧
はぁ何なんだあいつは
これから俺と竜也との変な日々が始まるのである
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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