拾ったのは人狼でした【完結】

ゾムさんとシャオロンさんが 何やら言い争っているが 私の中ではただ混沌としていた

ただ二人の話に耳を傾ける

しかし彼らの話は二転三転していき 最終的に私をゾム隊？の人に 預けられ内ゲバ？というものを 始めた

ゾムさんはナイフを シャオロンさんはシャベルを 持ち出し喧嘩を始めた。

途中で事態を知ったコネシマさんと 紫のヘルメットをかぶった人と 赤いばってんの描かれている マスクをつけた人が加わり

結論から言うと元は 訓練場だった場所が見るも 無残な姿となっていた。

＝鬱　視点＝

僕がちょっっっっっと 休憩してる間に訓練場から 爆発音が聞こえてきて マジで焦った

あ、サボ((休憩してたことは ロボロには秘密だぞ★

まぁとりあえずは壊した奴らが 身内で良かったというのと 〇〇ちゃんに怪我が無くて 良かったわ

トントンの怒号をはじめは 怖がっていたが、 オスマンとクッキーを 食べているうちに 落ち着いたようだ

トラウマとか無くて良かったわ

あー、かわええな〇〇ちゃん 人狼のはずなのに うさぎに見えるわ

ふと考えてみれば 〇〇ちゃんは人狼だよな？ 人狼ってよく人の姿に化けて 人を喰うものと言われているが

〇〇ちゃんからは人を襲うような 雰囲気を感じられない

やはり人狼が人を襲う話は ただの迷信でしかないのだろうか。

そんな話を俺が聞けるような タイプでもないし、 言葉を飲み込んでおく

う〜ん、ニカッと笑う口元には キラリと八重歯が覗かせていた。

この子はちゃんと人狼なんだなと 改めて思う