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守ってみせる【BTS】第42話

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守ってみせる【BTS】第42話

1 - 守ってみせる【BTS】第42話

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2019年12月01日

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○○

あれから、数週間が経った。

○○

ここ最近で服で隠せない箇所にも、
痣が増えた。

○○

でも、ミンソじゃない。

ジミン

「いつになったら
ミンソいじめんのやめるわけ?」

グク

「ここまでしても
わからないとか、 お前大丈夫?」

○○

ジミンオッパと、ジョングクオッパ

○○

いたい、

○○

いたい、いたい、

○○

2人の言葉は、
私に深く突き刺さっていく。

○○

心臓を抉られてるような、

○○

本当に、ナイフでも刺さったみたい。

○○

これなら本物の
ナイフのほうがマシかも、

○○

なんてね。

○○

「手…出すなんて、最低」

○○

わざと、嫌われるような言葉を選ぶ。

○○

こうでもしないと、
私は「悪役」になれない。

ジミン

「…は?、、正気かよ」

○○

どうだろうね。

グク

「ふざけるのもいい加減にしろよ!!!」

グク

「お前だろ!?お前が先に!!
ミンソに手出したんだろ!!」

グク

ガッ

○○

「…っ、」

○○

私が何を言っても、
この2人に届くことはない。

○○

でも、私は信じてもらえない
「可哀想」な人じゃないの。

○○

私は、完璧にできてるから。

グク

「自分がしてきたことを
やり返されたら被害者ヅラか!?」

グク

「お前があんなことしなければ、
こんなことになってないんだよ!!!」

○○

ほら、「可哀想」なんかじゃないでしょ?

○○

オッパは私を信じてるの。

○○

私の演技を、どこまでも、純粋に。

ジミン

「自業自得でしょ。俺は許さないよ」

○○

期待してたのに、って。

○○

オッパは私の言ってることを
信じない、って。

○○

でも、オッパ達は信じた。

○○

なんだ、信じてくれてるじゃん。

○○

私の考えがまちがってること、
本当はわかってる。

○○

こうでもしないと、
おかしくなりそうだから。

○○

いや、もう手遅れかも。

○○

2人を見上げれば冷たく、光がない目

○○

あなた達のその目も、

○○

手を振りかざすその動作も、

○○

本当はそんなこと、思いたくないのに、

○○

どうしようもなく、怖いんだ。

○○

でも、それと同時に思うの。

○○

私はあなた達が
どうしようもないくらい大好きだって。

○○

ねぇ、神様

○○

どうか、恐怖という感情を
私から消してくれないでしょうか?

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