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部室の前に着くと__。
ゆうくんがドアに手をかけ、 『どうぞ』
と軽く開けてくれた。
〇〇
私は少し緊張しながら中へ足を踏み入れる。
ユウ
後ろから、 ゆうくんが軽く笑いながら言った。
少し緊張していた肩の力が、ふっと抜ける。
そして、部屋の中を見渡した瞬間__
〇〇
思わず声が漏れる。
ゆうくんは少しだけ得意げに口角を上げて、
ユウ
と短く返した。
部屋の中は思っていたより広くて、 ソファや机が置かれていた。
机の上には、 よく動画で見るノートパソコン。
そしてソファには、ゆうくんが 普段持ち歩いているトートバッグが無造作に置かれている。
ここって部室なのかな……
そう思うくらい、 どこか生活感のある空間に少し驚いた。
確か…普段のコントは 悠希くんの家で撮っているはずだし……
それに__。
〇〇
気になることが多すぎる。
私はそっとゆうくんを見ると、 ちょうど目が合った。
ユウ
少し首を傾げるゆうくん。
〇〇
勇気を出して口を開く。
〇〇
私が勇気を出して聞こうとした、そのとき。
ユウ
ゆうくんはソファに座り、よく配信で聞く曲の鼻歌を歌いながら軽く足を組み、
机の上に置いてあったお菓子の袋を開ける。
中から取り出したのは、 大好物のクッキー
一口かじりながら、こちらをちらっと見る。
ユウ
〇〇
でも、そのゆるい空気に少しだけ安心する。
ユウ
ユウ
私は少し視線を落とした。
〇〇
小さく息を吸う。
〇〇
その言葉を口にした瞬間__
ガチャッ
ドアが勢いよく開いた。
??
入ってきたのは黒髪の男。
その後ろから、 パーカー姿の男も続く。
???
パーカー男は ゆうくんだけを見てそう言った。
ユウ
ゆうくんが軽く返す。
その横で、黒髪の男の視線が私に止まる。
??
??
その声と同時に――
なにかの出来事を思い出したように、 私を指さす黒髪。
─教室─
ユウがどこかへ言った後。
かずとしは腕を組みながら、 隣にいる悠希をじっと見ていた。
かずとし
悠希
悠希は少し首を傾げる。
かずとし
かずとしは適当に頷いたあと、 ふと思い出したように言う。
かずとし
かずとし
悠希
悠希は軽く頭をかきながら続ける。
悠希
悠希
その言葉に、かずとしが一気に反応する。
かずとし
悠希
悠希はすぐに否定する。
悠希
悠希
かずとし
悠希
かずとしは大げさに頭を抱える。
かずとし
かずとし
かずとし
かずとしは机に身を乗り出しながら、 勢いよくまくしたてる。
かずとし
そのテンションに、 周りの生徒が少しだけこちらを見る。
悠希はそんな視線も気にせず、
いつも通りの落ち着いた様子で 肩をすくめた。
悠希
悠希
悠希
まるで当たり前のことを言うように。
かずとしは一瞬ぽかんとしたあと、
かずとし
と、なぜか笑顔になる。
でもすぐに、悔しそうに顔をしかめて──。
かずとし
かずとし
と頭を抱えた。
悠希
悠希は少し困ったように笑う。
窓の外から入る風が、 カーテンをゆらりと揺らす__。
__そして現在。
??
その言葉に___
私の心臓がドクンと大きく跳ねた。
突然、自分に向けられた視線。
何が起きているのか分からないまま、 立ち尽くす。
パーカー男の視線が、 ゆっくりとこちらに向いた。
???
思い出すように目を細める。
???
〇〇
思わず声が出る。
〇〇
かずとしが嬉しそうに笑う。
かずとし
悠希
悠希が一歩近づく。
悠希
一気に距離が近くなって、 私は少し戸惑う。
〇〇
かずとしが元気よく頷く。
かずとし
場の空気が一気に変わる。
そのとき__。
『あのさ…』
低い声が割り込んだ。
続きは20♡から
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