次に目が覚めたのは
病室だった
白鳥
太宰
太宰
白鳥
太宰
悲しそうな顔をしながら ベッド脇を掴む太宰はいつもより 子供らしかった
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
言葉責め...?
白鳥
太宰
白鳥
────その時、扉が開いた
おやおや、目が覚めたかね
森さん
太宰
白鳥
知らない男性が突然やって来て
私の名を呼んだ
少し吃驚したが、正体はすぐ分かった
太宰
白鳥
森さん
自己紹介がまだだったね
森さん
森鴎外だ。
その名に聞き覚えがあった
白鳥
白鳥
太宰
森さん
満面の笑みを浮かべながら 問いかけてきた
白鳥
白鳥
森さん
白鳥
森さん
私の事どう思ってるのかな?
白鳥
太宰
白鳥
白鳥
白鳥
森さん
太宰
その後 今の状態を診察してもらった
太宰
森さん
太宰
私は体のあちこちに 捻挫してしまったみたいだ
骨折までにはいかなかったものの 骨折してたら....
白鳥
太宰
太宰
森さん
太宰
太宰
太宰
森さん
太宰
さっきの話を聞いて ....私はふと考えたのだ
白鳥
白鳥
太宰
太宰
出てて倒れてたんだよ?
太宰
白鳥
森さん
白鳥
生きてるで済むん
じゃないんですか....?
太宰
森さん
森さん
組織名教えてくれる?
白鳥
白鳥
殺されちゃいます...
太宰
殺すから大丈夫だよ。
太宰
私は周りを確認した
森さん
森さん
三人以外誰もいない
白鳥
白鳥
太宰
白鳥
白鳥
森さん
白鳥
白鳥
白鳥
太宰
太宰
白鳥
そして私は紙に組織名を書いた
dark swan ※紙のつもり
白鳥
白鳥
不格好な英語を書いた私は 内心少し焦りながら 紙を二人に見せた
森さん
英語が読めないのかい?
白鳥
目を逸らして苦笑いをしてしまった
太宰
太宰
太宰
森さん
太宰
森さん
太宰
白鳥
白鳥
白鳥
好きな鳥が白鳥...
だからだったはず
太宰
森さん
森さん
白鳥
そうだったらしいです
森さん
白鳥
白鳥
森さん
太宰
太宰
太宰
組織のこと
売ったんじゃなかったけ?
白鳥
白鳥
太宰
キッパリ言って偉い!!
太宰
今日一日此処で休憩しててね
太宰
僕はやる事があるから....
白鳥
太宰
白鳥
太宰
太宰
◯◯ちゃんのために
頑張るね!!
今日一明るい笑顔だった