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昔
特別な友達がいた
私の友達は
学校で虐めを受けていた
いつも虐められて 、 皆見て見ぬふり
朱璃
朱璃
いつも虐めを止めるのは
私だけ
いじめっ子
いじめっ子
麗
朱璃
彼女はか弱くて とても穏やかな子
麗ちゃん 。
麗
麗
私がイジメの対象になると 言いたいんだろう
朱璃
朱璃
麗
麗
麗
私はこの子を守らなければ ならない
そんな想いがあった
下校時
昇降口裏から音がしたので 見に行った
麗
泣き崩れてボロボロの 麗ちゃんと
朱璃
桃花ちゃん
桃花
桃花
桃花
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
そうだよ
思い出したよ
昔からお前はさ
最低な奴だったよね
桃花
桃花
桃花
最後に相手に必ず捨て台詞
その癖ずっと続いてるね
朱璃
朱璃
ボロボロな麗ちゃんを
私は優しく包んだ
麗
朱璃
朱璃
朱璃
叶うはずの無い約束を 叶えるのが
朱璃の強い所だった
二人が仲良くなって どれくらい経ったかな
もう何年も何年も続いてる
初めて麗ちゃん家に 遊びに来た時
こう告げられた
麗
朱璃
朱璃
麗
麗
麗
朱璃
麗
麗
麗
麗
朱璃
衝撃的だった
生まれつきだと 、 麗ちゃんは言った
麗
麗
朱璃
どうしたらいいのか わからなかった
どんな言葉をかけて あげればいいのか
わからなかった
麗
麗
麗
麗
麗
麗
麗
朱璃
朱璃
朱璃
麗
麗
麗
麗
麗
朱璃
朱璃
私はこの子と別れの日が来るまで
一生一緒にいると決めた
だけど
朱璃
朱璃
麗
麗
朱璃
朱璃
朱璃
麗
麗
彼女の声が
いつも以上に か細かった
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
麗
麗
麗
朱璃
朱璃
朱璃
朱璃
麗
麗
朱璃
朱璃
麗
麗
麗
麗
麗
麗
朱璃
麗
麗
麗
朱璃
麗
麗
麗
麗
麗
その日丁度
麗ちゃんの誕生日だった
花束を抱えたまま
私はその場で崩れ落ちた
彼女の誕生日でもあり 命日でもあるその日
私は麗ちゃんの心を託された
叶うはずの無い約束を 叶えるのが
朱璃の強い所だった
麗ちゃん
私 、叶えたよ
今 、
何千万人もの人々が
私達を見てるよ
あぁ ...
何事も
上手くいかないものだね
麗ちゃん 。
朱璃
朱璃
朱璃
基準 ♡ × 500
コメント
10件
麗ちゃん…(._.`)朱璃ちゃんがアイドルになったのってそう言うことやったんや…
え、すごぉ！ガチで本になってもおかしくないレベルや！そしてフォロー失礼しますm(_ _)m
フォロー失礼します！
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