紗由理
愛夏(まな)あいつ、またぼっちじゃん❗
椿
ホントだ❗
向日葵
可哀想に。なーんてね🎵
愛夏
(なんで、みんな私のこといじめるのだろう)
紗由理
愛夏🎵
愛夏
な、何?
紗由理
いいものあげるっ🎵
愛夏
な、何よ❗
紗由理
はい、どうぞ❗
紗由理は愛夏の机にローションを塗った。
椿
うわ~。汚~い。
向日葵
みんな見て、愛夏が自分の机にローション塗ってるよ❗
愛夏
なんでそんなことするの?
紗由理
あんたがうざいから。
椿
嫌なら死ねば
向日葵
自殺すれば、みんな幸せだよ。
愛夏
そんなこと…。
紗由理
私に反発するの?
紗由理
反発したら、どうなるか分かってるの?
愛夏
は、はい…。
紗由理
じゃあ、いいわ。バイバイ、汚いゴミクズちゃん。
椿
ww
向日葵
www
愛夏
なんでこんなことするのかしら…。どんどんエスカレートしてる…。
しかし、愛夏には唯一の幸せがあった。
それは、部活だ。
愛夏は合唱部に入っているのだが、合唱部には、愛夏を合わせて二人しか部員がいないのだ。
なので、一つ上の先輩の京介と組むことになっている。
愛夏
こんにちは❗
京介
よ❗吉元❗
愛夏
今日は何をするんですか?
京介
大会の練習さ
愛夏
大会ですか?
京介
そうさ❗まだ伝えてなかったか。
京介
毎年12月に合唱コンクールという大きな大会があるんだ。
京介
だから、その練習。
愛夏
早すぎません?
京介
そんなことないさ。
京介
今年は初めて出るんだ❗金賞を取らないと❗
愛夏
そうですよね。
京介
さあ、早速練習だ❗
愛夏
お~❗
京介
じゃ、吉元はソプラノで、俺がテノールな。はいこれ、楽譜。
愛夏
はい❗
愛夏
(ああ、幸せ🍀京介先輩は優しいし、格好いいし)
愛夏
(なんだろう。この気持ち。私、恋しちゃったのかな?)
京介
何ボーッとしてるんだ?早くやるぞ❗
愛夏
は、はい❗
愛夏
(やっぱ格好いいなぁ。)
幸せな2時間はあっという間に終わった。
京介
じゃあな❗吉元❗
愛夏
さよならぁ。
LINEでは
紗由理
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね😁
椿
ホントに消えて
向日葵
マジでうざい。
紗由理
簡単に死ねる方法、教えようか?
椿
みんなの幸せも考えなよ。
愛夏
もうやめてよ❗
愛夏
大っ嫌い😡⚡
愛夏
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い💔
愛夏
あんたらが死ねば、私は幸せ。皆も幸せじゃん❗
愛夏
あんたらが死ねよ。
紗由理
そんなこと言うんだぁ。
紗由理
わかった。また明日
愛夏
え?
愛夏
(嫌な予感がする)
次の日
愛夏
おはようございます…。
愛夏
あれ?私の席は?
紗由理
ねえよ。
椿
あんたの席なんかあるわけねえじゃん。
愛夏
そんな…。
向日葵
リュックちょうだい。
愛夏
でも…。
向日葵
ちょうだいっつってんの❗
バシっ
愛夏
やめてよ。
紗由理
教科書も窓の外にぽいっと。
愛夏
やめてってば
紗由理
椿、向日葵、愛夏を抑えといて。
椿
はい。
向日葵
わかった。
愛夏
離してよ❗
椿
動くな❗
紗由理
筆箱もぽいっと
愛夏
やめてよ😭
向日葵
泣き虫、黙れ。
紗由理
何これ?
愛夏
それは…
紗由理
合唱コンクールの楽譜?こんなんくしゃくしゃにして
愛夏
それだけはやめてよ❗
紗由理
ビリビリにしてやる
愛夏
やめて~❗
椿
うるせぇ。黙れ。
ビリビリっ
愛夏
やめてよ❗
紗由理
このゴミもぽいっと🎵
愛夏
う、うう…😭😭
愛夏
が、楽譜…😭😭😭
愛夏
もういい❗
愛夏は教室を荒らした。
先生
何してるんですか❗吉元さん❗
愛夏
みんな、死ねばいいんですよ。
愛夏
みんな死ねば
愛夏
うえーん😭😭
先生
あ、よ、吉元さん❗
次回へ続く







