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4月。
新学期が始まったばかりの校舎は、どこか浮き足立っていた。
黒髪、切れ長の目
背は高くないのに、妙に目立つ。
女子はそこそこ見る
男子は距離をとる
でも、本人は全部どうでも良さそうに無言でノートを取っている。
リヴァイ
不意に視線が合う
リヴァイ
無愛想
だけど、ちゃんと気づいてくれる人。
それがリヴァイだった
幼なじみ
昔からずっと一緒だった。
放課後
下駄箱で待っていると、リヴァイが出てくる
リヴァイ
突然言われた
夢主
リヴァイ
そうやって歩き出す
昔から、怪我をしても絶対に大袈裟にしない人だ。
3日後
リヴァイは学校に来なかった。
一日、二日、三日。
既読は着く。でも返信は遅い
夢主
夢主
夢主
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応答なし
リヴァイ
夢主
リヴァイ
夢主
夢主
リヴァイ
嫌な予感しかしなかった
私は放課後、その病院に向かった。
白い廊下。消毒液の匂い。
受付で名前を言うと困っ顔をされた。
夢主
思わず聞いてしまう
看護師さんA
その間が怖かった。
個室。
ノックして入ると窓際のベッドにいた。
パジャマ姿
点滴。モニター。酸素チューブはまだない。
リヴァイ
声はいつも通り
だけど、少し掠れている。
夢主
リヴァイ
リヴァイ
視線を逸らす
机の上に封筒があった。
見ちゃいけないと思った
でも、目に入ってしまった。
診察書。
───進行性多臓器不全
───予後:半年程度
一瞬、意味がわからなかった
夢主
夢主
リヴァイ
低い声。
気づかれていた
夢主
声が震える
リヴァイは無表情だった。
リヴァイ
リヴァイ
普通。
でも、手の甲に浮いた血管がやけに細く見える。
「すぐ退院する」
「学校にも戻る」
「大したことねぇ」
その言葉が逆に怖い
昔、骨にヒビが入ってた時も同じこと言ってた。
大したことない、って。
夢主
リヴァイ
でも、目が笑ってない
沈黙。
心電図の音だけが響く。
私は、ベットの横に座った
夢主
リヴァイ
夢主
彼の眉が僅かに動く
リヴァイ
即答。
でも、拳が白くなるほど握られている。
私はその手に触れた
体温は少し低い。
彼は一瞬だけ私を見る
その目の奥にほんの僅かな揺れ
リヴァイ
言われて初めて、頬が濡れていることに気づいた。
リヴァイ
静かに言う。
リヴァイ
強い声。
でも、モニターの波形は不安定だった。
窓の外では、春の風が吹いている
世界は普通に回ってるのに。
私の世界だけ、止まったみたいだった。