ゆうせい
俺は西成ゆうせい。高校生
ゆうせい
とある夏のある日のこと。
ゆうせい
非日常な、楽しい日
ゆうせい
そんなことをこれから話す
ゆうせい
ふんふんふーーーん。
ゆうせい
いい気持ち…ん?なんか騒がしいな
ゆうせい
!?!?
ゆうせい
道路に子供が…このままじゃ…
ゆうせい
なんてことになりかねん!
ゆうせい
君!危ない!
ゆうせい
(そう言ってその子を押し飛ばしたあと、俺の意識は消し飛んだ)
ゆうせい
で?本来なら勇者になるオチなのに?
ゆうせい
なんで俺は王様なんだよォォォォォ!!!
執事
王。なんですかまた…騒がしいです
ゆうせい
いやだってさ?転生したら勇者になってハーレム!じゃん?
執事
は、はぁ。確かにそのような書物は
国にありますが…
国にありますが…
ゆうせい
なのにだよ!?なんで転生したら王様なのさ!!!
執事
王だったら女性を好きにできる権力があるじゃないですか。あとお金。
ゆうせい
そういうんじゃないの!
こう、仲間と絆を育んで
いつの間にか恋をしてさ?
初体験もして赤ちゃん出来て
魔王も倒して幸せに暮らす。これが
普通だよ!?
こう、仲間と絆を育んで
いつの間にか恋をしてさ?
初体験もして赤ちゃん出来て
魔王も倒して幸せに暮らす。これが
普通だよ!?
ゆうせい
なのになんで王様なのさ!?
脇役じゃん!完全にさ!!!
脇役じゃん!完全にさ!!!
執事
まぁまぁ…ほら、美味しいお食事作りましたよ
ゆうせい
頂くけどさ?
ゆうせい
もぐもぐ…
ゆうせい
うまっ!?!?
ゆうせい
あんた料理の天才だろ
執事
そう言っていただき光栄です
ゆうせい
なー執事
ゆうせい
俺決めたよ
執事
ん?何をですか?
ゆうせい
おれ、冒険に出ることにする。異世界だし魔王とかいるでしょ?
執事
いやまぁいますし困ってますけど
執事
そこは勇者が行くのでは?
ゆうせい
いや!俺が行くべきだね!
執事
はぁ、そうですか。なら国の騎士を3890名送っときますね
ゆうせい
やけにリアルだな!なら4000人にしてよ!
執事
じゃあ5000人で
ゆうせい
人の話聞いてる?ねぇ。まー増えるのはいいことなんだけど…
ゆうせい
まぁじゃあそろそろ旅に出るかな!
これは、1人の高校生が 王様になって冒険する話 1人の王様が世界を救う話