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主
主
主
主
主
凶一郎
今日、何度目のため息だろうか。
もう数えることすら億劫だった。
今日は愛しの六美が会議で遠征中につき、留守。
六美不足で不機嫌な俺に、太陽から手合わせの申し出があった。
凶一郎
太陽
イライラしていた俺は、余計なことを口走ってしまった。
凶一郎
太陽の背中がびくりと震える。
俯きかげんの顔からは表情が読み取れない。
凶一郎
太陽
凶一郎
太陽は走って部屋を出ていった。
ほんの一瞬見えた顔は歪んでいた。
苦しそうに、辛そうに。