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バサッ…
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バッ!
振り返るが、何もいなかった。
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バサッバサバサッッ
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もう一度見るが、やはり何もいなかった。
バサッ!
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(120dB)
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思わず叫んでしまったが、
よくみると、淡い紫色の猫だった。
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青いメッシュが入っている、珍しい猫だ。
猫
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猫
ゴロゴロゴロ…
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色は綺麗な猫だが、体が随分と汚れている。
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考えていると、嫌な言葉を思い浮かべる。
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猫
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猫
猫
突然猫が走り出す。
まるで、「ついてこい」と言うかのように。
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猫
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猫
猫が立ち止まる。
やってきたのは、人目のつかないところだ。
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猫
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猫
猫が笑ったような気がした。
まるで、「もういいよ」とでも言うかのように。
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今日初めて会ったはずなのに、すごく、悔しかった。
ポツ…ポツ…ポツポツ
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猫
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猫
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猫
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猫
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猫
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猫
猫
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猫
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猫
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猫
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ダッダッダ……
こうして、猫と司の物語がはじま…
る…はずだったが、なんだかんだあって波乱な幕開けとなるのである。
それはまた、次回のお楽しみ。
コメント
3件
うわあ、もうめちゃくちゃ可愛いですね…! 突然の猫との出会いから、まさかの「家族にならないか」って、心臓ぎゅってなりました。司くんの慌てっぷりと、猫ちゃんの「みゃぁ♫」の絶妙なタイミングがもう最高です。雨の中の決断、すごく温かい気持ちになりました。続き、気になります!