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ぶくしつです!!!😭😭
ブクマ失礼します!
フォロー&ブクマ失礼します😖
後編!
前編はいっこまえのやつですˆ •͈ ·̫ •͈ ˆ ♪
おかしい
早い鼓動が聞こえる
これは、俺の?
ちがう、青ちゃんのだ
その途端、理解した
そして同時に、困惑した
それだけじゃなかった
熱っぽい視線で見てくる彼、
俺のことが好きだと言う彼
全て、
俺が好きだった青ちゃんがしていること
困惑、驚愕、期待、焦燥
いろんな感情が全身を回る
俺は、俺は
俺が、告白を受ければ
この人の笑顔を、
独り占めできるのだろうか
期待がじわじわと広がっていった。
あれから、俺は青ちゃんのことばかり考えている
俺が青ちゃんに告白する前のように。
そう。
すぐ返事できない理由が、この人だから
俺の我儘も聞いてくれて、
正直、桃くんといると俺は幸せだ
でも、どうすればいいんだろう
幸せな筈なのに
青ちゃんが頭にいる
ていうか、桃くんは本当に俺のことが好きなんだろうか
だって、よくわからない
俺にこんなによくしてくれることも
愛してくれるのも、わからない
全て、夢だったんじゃないか
そう思うと、不安だった
どんどん、顔が近くなってくる
かっこいいなあ、
優しくて、俺のことを好きでいてくれて
俺を幸せにしてくれる
辛くなったことなんて一度もない
俺は、安心してるだけ?
ちがう、
それだけじゃないんだ
そして、ちらつく青色
自分の気持ちが
わかった、気がした
桃くん、君って人は
本当に俺のことばっかりで。
思い出したよ、桃くん
もう、決めた。
絶対に、逃げないから。
なにが幸せになれよだよ
うまいもんいっぱい食わせて、
優しく抱いて
たくさん愛して
そんな日々を、ずっと送りたかった
青
お前が赤を振ったとき、チャンスだと思ったんだよ
俺のことを見てくれればよかった
一時でよかった
それで、青が赤に振り向いた時は
満足して手渡してやるつもりだった
でも、そんなの無理だ
好きだ、
俺のことを見てほしい
俺のことだけ見て、幸せになってほしかった
赤、
お前の全てに惚れたんだ
鼓動が止まらないのも初めてだった
近づかれた度、いい匂いがして興奮した
その首筋に、今すぐ噛みつきたかった
優しく抱きしめて、
愛を伝えて
俺のものだって印を付けて
お前を独り占めして
笑い合って、
二人で、
幸せに。
でも、そんなもの所詮妄想だった
青がいいやつだってことは、知ってる
でも、許さねえよ
俺が、世界で一番大切にしてるもんを
泣かせて、傷つかせて
俺はあいつをそんな顔にできない
俺のことだけを、考えさせることはできない
最後、
俺が幸せになれと言ったとき
赤は、辛そうな顔をした
知ってるよ
お前が優しいって
でも、そんな優しさいらねえよ
お前のその、優しい目で
俺のことを、愛してほしかった
もう、愛する人は行ってしまったというのに
ああ、二回目だな
君のその、緊張した顔。
告白されたのは、いくつか前のこと
真っ赤になって、泣きそうな顔して
僕に思いを伝えてくる君は、
可愛らしかった
故に、
苛ついた
僕は、友達でいたかったのに
勝手になにしてくれてるんだ
とっさな感情で動いてしまって
理不尽な怒りが込み上げて、
宛先がなくなった怒りは
目の前で震える可愛い人に向かった。
あ、しまった
と思ったときには、もう遅かった
君は目を大きく見開いてから
次から次へと涙をこぼす
やってしまった。
最低だ、こんなこと
一番緊張してたのは赤くんだったのに
普段からあまり自分の気持ちを伝えたりしない彼が
あんなに、頑張って伝えてくれたのに
なんで、僕は、
僕は、君にそんなことを
涙を流しながら、走っていく背中を
引き留めたくて、
でも、できなくて
重い足取りで追いかけるしかなかった。
走ったあと、赤くんを見つけた
やっと見つけた、
そう思った僕を逆目に
反対側から人が来た。
反射的に隠れてしまって
その様子を伺ってみたら、
そこにいたのは
地面にうずくまって泣く赤くんと、
びっくりした顔で歩み寄る桃くんだった。
軽々と赤くんをお姫様抱っこをした桃くんは
王子様のようだった。
感情が、
嫌悪が
湧き出て止まらなかった。
こんなことは初めてで、自分でもどうしたらいいのかわからなかった
本当は分かっていた、
気づいてしまっていた
赤くんが、好きだ
あのとき苛ついたのは
この気持ちを、必死に隠して
気づかないようにしてたのに
それを、阻止されたからだ
好きだ、
でも、もう間に合わない
全て終わってしまった
もし僕があの場で少し考えられたら
もし、あんなこと言わなければ
君は、今頃僕の腕の中にいただろう。
もう、君は王子様に出会ってしまったみたいだから。
そして、時は過ぎ
みんなで集まったときに、僕と赤くんのことを指摘された
二人で話してこいと言われ
話してみたはいいものの
また、前のように
傷つけてしまった。
苦しい、痛い
でも、止まらなくて
衝撃だった
あんなに、ひどいことを言ったのに
僕のことを好きだったことを、
忘れてないのか?
"まだ、終わりじゃない"
そう思って、
君を抱きしめた
もう、間違いがないように
走って、会いに行きたいんだ。
優しくて、
誰よりも俺のことを考えてくれる
たった一人の、王子様に。
だめだったかあ…w
そうだよな
あんなに、一人の人を愛してる人
見たことないもん
桃くんに、
死ぬほど嫉妬してる
羨ましい、
ずるい
そして、
怒ってる
自分に。
「前の俺だったら、泣いて喜んでたかも、w」
そっか
そうだよ
人は、変わるんだから
ずっと僕のこと好きだなんてあり得ない
あんなこと、言ったのに
期待しすぎた僕が悪い
でも、
あの笑顔で、
あの声で
愛されたかったな
頭にあるのは、後悔しかない
でも、もうそれでいいんだ
震える手で、ドアを叩いた。
ガチャ、という音がして
赤くなった目を大きく見開く
彼が目に入った。
ギュッ
本当に、優しくて
おれのために
泣いて、
こんなにも、愛しい
桃くん。
チュッ
俺だって、
一生かけて愛すよ
君は、
俺の王子様なんだから
end.
投稿遅れてごめんなさい!!!!
私基本、展開とか決まった状態で書き始めるので
結末は決まってたんですよ
なので、
可哀想すぎじゃね?
事件が多発して遅れました
言い訳です
ちなみに桃くんのことが王子様だという認識は
赤も青も同じなので
まあそこは、最初好き合ってただけあって似てるよみたいな
「思い出したよ、桃くん」
ってとこで、
青に告白した日に桃が助けてくれた(?)一部始終
思い出して余計好きになった的な感じです
桃に幸せになれよって言われたとき辛そうにしたのは
この人は本気で俺のことを愛してくれてる
って確信したから
やさしすぎかよ!ってね
なんか青くん辛くてごめんなさい
その分桃くんも辛くしたんでね!
まあ結末はあれですけど
青赤オチも考えたんですけどねー!
桃赤らぶすぎました
たっぷ900超えました!
なんか心情のところ(??)多くてすんません
読んでくださりありがとうございましたˆ •͈ ·̫ •͈ ˆ ♪
この作品めっちゃめちゃ頑張ってます
コメントめちゃめちゃ嬉しいのでコメントほしいです💨
はーともうれしいです💫🤍