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ふんふふーん!

鈴音

あの…

ん?どうかした?

鈴音

そろそろ降ろしてもらえませんか?

えー、もう?

鈴音

お願いします

分かったよー

鈴音

(やっと降ろしてもらえた…)

はぁ、はぁ…

やっと追いついた…

おっそーい、蓮

そんなんじゃ、鈴音ちゃんは守れないよー

蒼が廊下に色々仕掛けてたからだろうが!?

鈴音

そういえば…

鈴音

色々やってましたね…

おかげで俺が怒られただろうが!

だって愛しの鈴音ちゃんをとられたくなかったんだもん

鈴音

はあ

鈴音

そうですか

え、なんか冷たくない?

鈴音

女ったらしと聞いてたので

うう、酷いなー

事実だから言い返せないな

ほんとに酷いな!?

もう、なんだよ2人してー

あのね、僕はたらしてるわけじゃないの

女の子がよってくるんだよ

鈴音

うわ…

鈴音

ナルシスト…

ナルシスト…

えっ、ちょっ、誤解だって!

よし、城の案内開始するか!

鈴音

うん!

ねえ、聞いてるー?!

20分後

…で、ここが大広間な、分かった?

鈴音

うん…なんとか

鈴音

(広いな…この城)

で、最後に…

ここがお前の部屋だから

好きに使ってくれ

鈴音

わ、広い部屋…

鈴音

いいんですか?

元々空いてたからいいんだよ

あと、敬語じゃなくてもいいからな

無理にとは言わないけど

鈴音

ありがとう、ちょっとずつ慣れていくようにするね

うんうん、それでよし!

鈴音

あ、そういえば…

鈴音

着替えとかどうしよう…

鈴音

私制服のままだし…

確かに…

そんな男を誘うような格好、だめだよねー

誘うなら僕だけにしてよ

おい、やめろ

鈴音

あはは…

でも、着替えか…

女の子用の着物とかならあるかな?

でも、いざとなったら僕のふ

どうにかして探すか

…なんか僕の扱い雑じゃない?

鈴音

雑じゃないですよ

雑じゃない

???

あの

ん?あっ…やべ

雪女!

雪女

鈴音さん初めまして

雪女

この城で使用人として働いております、雪女です

鈴音

初めまして

鈴音

(わーすごい美人)

鈴音

(羨ましいな)

雪女

服の換えのことなどで色々と相談にまいりました

雪女

男性がいるとしづらいでしょうし

鈴音

ありがとうございます!

雪女

あと、あの女ったらしさんはちゃんと成敗しておきますから。安心してください

鈴音

あれ?そういえば蒼さんは?

逃げた

鈴音

蒼は雪女には弱いからなー

雪女

あの人にはあれくらい言わないと分からないんですよ

鈴音

雪女さんはしっかりされてるんですね…

雪女

ふふっ、ありがとうございます

雪女

では行きましょうか、鈴音さん

じゃあ俺は蒼でも見つけてくるかな…

雪女

お願いします、蓮様

おう

部屋の中

雪女

じゃあとりあえず

雪女

鈴音さんって浴衣とか着物とかきれます?

鈴音

いや、全然そういうのは…

鈴音

すいません、役立たずで…

雪女

いえいえ、仕方ないですよ

雪女

うーん、じゃあどうしようかな…

雪女

買い物とか行けたらいいんですけど…

雪女

町には妖怪が大勢いますし…

鈴音

そうですね…

なら、僕達も一緒に行ったらいいんじゃない?

鈴音

あ、聞いてたんですか?!

雪女

雪女ちゃん、睨まないで…

雪女

蒼様?何をなさっておるのですか?

う、で、でもほら!僕の提案結構良くない?

蓮と僕と鈴音ちゃんと雪女ちゃんの4人で行けば安全でしょ?

雪女

まあ、そうですけど…

雪女

どうします?鈴音さん

鈴音

いえ、私はなんでも…

じゃあ決定!

蓮もそれでいいよね?

…そうだな

鈴音

蓮さん…

雪女

お二人共

2人

雪女

少々お説教が必要なようですね

い、いやあ…

まて、俺は誤解だ…

雪女

問答無用です!

2人

に、にげろ!

雪女

あ、待ちなさい!

雪女

鈴音さんはここにいてくださいね!

鈴音

は、はい分かりました!

雪女

待ちなさい!!!!!

2人

うわー!

鈴音

鈴音

これから大丈夫かな…私

鈴音

(正直、不安だけど…)

鈴音

(妖怪ってなんかイメージよりずっとフレンドリーなんだな)

鈴音

(もっと怖い感じかと思ってた…)

鈴音

(雪女さんも本当にいい人っぽいし…)

鈴音

(私もできることがあればやっていこう)

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