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忍術学園内を掃除中…

いろは

……

ザラッ…

いろは

お?

いろは

なんだこれ…撒菱…?

懐から巾着を取り出し…

いろは

全く…踏むと危ないだろう…

いろは

…にしてもかなりの量だな

いろは

備品だから…用具倉庫か

いろは

…誰かいるかい?

食満留三郎

(くる、と振り向き)

いろは

撒菱拾ったから届けに来た

食満留三郎

それは助かる

食満留三郎

だが…今手が離せなくてな

いろは

私が片付けるからその場所を教えてくれ

食満留三郎

そこの棚の一番上だ

いろは

ありがとう

棚の箱に手を伸ばし

いろは

(少し届かないな…)

ぴょんぴょんと跳ねて箱を取って

いろは

取れたっ…

他の棚にぶつかってしまい 箱の中身が頭上から落ちてきそうに

いろは

…!(ぎゅっと目を閉じ)

食満留三郎

…ッ危ねぇ……

箱を押さえながら いろはを抱きしめるように守り

いろは

…ぁ、あ…ッ…(恥)

食満留三郎

…あ、すまん

食満留三郎

怪我はないか?

いろは

うんッ…(声が上擦り)

食満留三郎

そうか、ならいい

いろは

…ごめん

食満留三郎

同い年じゃないか

いろは

……(きょと)

食満留三郎

届かない時は無理しないで台を使うんだぞ

食満留三郎

(台を指差して)

いろは

あ…うん……

いろは

それじゃあ…私は戻るな

パタン…

食満留三郎

…っはあ…

食満留三郎

心臓に悪いな…

いろは

…はあ……

いろは

あんな距離が近かったのは初めてだ…

事務員のたまごのおはなし

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コメント

5

ユーザー

やばい最高すぎる尊い(◜¬◝ )

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