テラーノベル
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夜空に、最後の花火が打ち上がった
一番大きくて、長くて、そして儚い光
見惚れているうちに、彼がふと手を下ろして
そっと力を込めて、私の指を握り直した
桃
繋いだまま、ずっと手を離していなかった
でも、それに気づいても、嫌じゃなかった
むしろ、何処が安心していた
赤
ya君の声に頷いて、小道を歩き始める
人の波はまだ遠くでざわめいていたけれど
ここにはもう、二人だけ
静かな足音と、蜂の声と
そして__繋いだ手の温度だけがそこにあった
家に着くまで、彼は何も言わずに手を繋いでいた
その優しさが、どうしようも無く胸に染みて
私はきっと、この夏の空気も
夜の匂いも、もう全部
忘れられなくなる
着替えて、浴衣をハンガーにかけて。
リビングに戻ると
ya君はアイスを食べながら、リビングの床にごろーんと寝転んでいた
赤
桃
なんでもないような、そのやり取りが
何故かいつもよりくすぐったく感じる
桃
赤
桃
赤
桃
冗談みたいに言うから、つい無言になってしまう
でもその言葉が、
さっきから胸の奥で何度もリピートされている
桃
そう言われたことが嬉しくて
つい顔が赤くなってしまったような気がして、
それから____
気づいてしまった
私は.......ya君の事が
好きだって
突然、心のど真ん中に落ちてきた言葉
今まで″嬉しい″、″安心する″で誤魔化していた気持ちに、
名前がついてしまった
こんなに誰かと居たくて
ずっと触れていたくて
無意識に目を追ってしまうなんて
桃
そう言ってしまいそうになる
ありがとう、とか、楽しかった、とかじゃなくて
「好きだよ」って___
でも、それはまだ駄目だと思った
この関係が変わってしまいそうなのが
今はまだ、少し怖かった
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
二人で笑い合って
なんでもない夜がまた始まった
だけど___
私はもう、知ってしまった
この人のことが、好きだってことを
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
そんなの、つまんなくねぇぇえ??
あるじじい
あるじじい
なら、あれ入れちゃいましょ!!
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
あるじじい
コメント
16件
初 💬 失 礼 し ま す ♩️ ♡ 凄 く 書 き 方 が 上 手 で 見 て て 本 当 に 面 白 か っ た で す ›⩊‹ ♥︎ + 👤 さ せ て 頂 き ま し た の で 続 き 楽 し み に し て ま す っ ̫ ‹ ෆ
おっふ( ˆᴘˆ ) もう大好きだ︎︎👍 書くの上手すぎな?🫵🫵 めためたにやけてるんですけど ~ 😏😏 どうしてくれんですか ~ 🙄 うへあ('A`)( ?
わぁああああ😭✨️のあさんやっとこ気づいちゃったか〜.ᐟ.ᐟ✨️💕てか書くの上手すぎ☆天才やん.ᐣ.ᐣ.ᐣわがままかもだけど、続き楽しみにしてるから自信持って.ᐟ.ᐟゆあの作品大好きだから.ᐟ.ᐟ✨️応援してるね👊🏻✨️💕