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君に恋しちゃだめですか＿？

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君に恋しちゃだめですか＿？

第22話 - #22 螂ｽ縺阪□─。

1,488

2024年11月14日

#桃青

#stxxx

#nmmn注意

#B L

#さところ

#百蒼

@みく, 転生垢 ,

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@みく, 転生垢 ,

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ぬっしっしー

はああ

ぬっしっしー

注射痛かった

幼子かよ

青

桃

青

─大っ嫌いだｯ！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

桃

─ｯ！

聞いた事の無いほどのヒステリックな声。

青

─はぁｯ、はぁｯ、

それほど…俺の事ｯ、

青が…それ程思うなら。

俺のせいで辛い思いさせるなら。

桃

…ｯ、

だったら

こっちこそ…ｯ、

桃

──俺もｯ、

桃

大、嫌い…だよ…ｯ、

情けない程に弱々しかった。

青

…ｯ！

青

…どうだっていい、よｯ、

桃

…はｯ、？

青

…(走

桃

…！

桃

青…ｯ

─いや

もういいや。

青

─はぁｯ、はぁｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

学校から走って家まで突っ切った。

止まりたくなかったから。

そのせいで息が上がって苦しい。

いや、苦しいのはそれだけじゃないか…。

青

(あ…メッセー…ジ？)

＿＿年度生徒会 (黄、赤、青)

黄

青ちゃん、帰れましたか？

赤

大丈夫ー？

青

そんな心配する事じゃなくない？笑

赤

あんだけ泣いてたから心配でしょって

黄

そうですよー、

青

あ、ごめんね

青

ちゃんと帰れたから

…

言おっかな、喧嘩しちゃったこと

青

通話できる？

黄

全然いけますよー、赤は？

赤

俺もいけるよー！

青

通話終了

通話
00:00

青

そう、そんな感じで…ｯ、(通話中

青

桃くん、僕の事…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

黄

『謝るの、手伝いますよ？』

赤

『うん、俺も─、』

青

…いいよ、そんなの、

赤

『ぇ…、』

凄く声が震えてて、小さく驚いてた。

青

桃くんとはもう、これで終わり…ｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

黄

『終わり…って』

黄

『何でです…ｯ、？』

黄

『僕は2人がそんな─』

青

─いいのｯ、！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

赤

『…ｯ！』

青

桃くんと居るの、もう疲れた…ｯ！！

青

しかもあんな『大っ嫌い』って言い放って…ｯ、

青

許されもらおうなんて、虫が良すぎるよｯ！！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

黄

『青、ちゃ…ｯ』

青

─そんな自分に

青

嫌気が差すの…ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

嗚呼、情けないよ、僕。

いいよ、もう。

吹っ切ってやる。

─ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

桃

は~…

朝、青と登校時間が被らないように時間をずらして登校して。

学校で、出来るだけ触れることのないように工夫して遠ざかる。

めんどくさい。

そんな日を過ごして、もう昼休み。

Aちゃん

─あ、あのっ、青くんっ、

桃

…(ﾄﾞｷｯ

青

ん…なに、？

昨日ぶりに聞いた声は少し尖っていてトーンが低い。

Aちゃん

お昼…一緒に、どう…かなｯ？

桃

…

見てられなくて、窓から見える空を見る。

勇気、すごいな。

青

ご、ごめんね。…せっかく誘ってくれたのに、

桃

…！

桃

(なんだ、結局断ったんかよ)

どこかほっとした自分が居た。

Aちゃん

…あ~、いいのいいのｯ、

Aちゃん

また…今度ねｯ！

青

うん、

Aちゃん

今度一緒にねｯ！

青

うん、じゃあね

Aちゃん

あ、○○ちゃ~んｯ、

○○

あ、A！お弁当持ってきた？

Aちゃん

うん！一緒に食べよｯ

そう言って、教室の端…恐らく自分の席に着いた。

桃

…ｯ、

自称一軍女子共

ね~ね~、なにあれw

自称一軍女子共

Aだっけ？なんか調子乗りすぎじゃな~い？w

桃

…！、

ひそひそ話してるつもりなのかは知らないけど、あからさまに聞こえてる。

Aちゃん

─ｯ、

桃

(本人も聞こえてる…)

○○

A？どした？

Aちゃん

なっ、なんでもない、

自称一軍女子共

桃くんと仲良くなったと思ったら今度は青くん？

自称一軍女子共

ほんとになんなの？

自称一軍女子共

あれが〝男たらし〟？

自称一軍女子共

ただの男好きじゃん…ｯw

桃

(俺が絡んでる事なんかよ…)

桃

(俺が首突っ込むことじゃないな…)

桃

(なんなら青も絡んでるし…)

そう思い、ちらっと青の方を見る。

青

…

グチグチ言う女子軍を不満そうに眺めていた。

自称一軍女子共

─w

青

─あのさぁ

青

さっきからなんなの？僕巻き込んだ話しないでくれる？

桃

…ｯ、！？

自称一軍女子共

─えっ、

青

しかもなんかグチグチ言ってるしさ。

青

そんな汚ったない話に僕の事巻き込まないで欲しいんだけど

自称一軍女子共

えっと…ｯその…ｯ、

青の迫力に怯んでいる。

青

大体なに？〝男たらし〟とか

青

異性に歩み寄ろうとする勇気にただ嫉妬してるだけでしょ

青

自分の意見が正しいって無意識に思い込んでる

青

勝手に正当化しないでよ

Aちゃん

…！

自称一軍女子共

…う…そのｯ

自称一軍女子共

ごめんなさ…ｯ、

青

謝るなら本人に謝れ。

桃

…

そう、スラッと言い放ってそっぽを向いた。

嗚呼、本当に純粋な誠意を持ってるんだな。

俺なんかにはもったいない、これで良かったんだ。

桃

(根っからの良い奴なんだな、青は。)

『─僕ね~！生徒会員なったの！！』

─入学当初

桃

─えっ、

桃

生徒会員…？

青

そうっ！(ﾄﾞﾔｧ

桃

え~凄いじゃん

青

でしょでしょー！

桃

で、なんで青が？

青

そこ疑問に思わなくていいでしょｯ！w

桃

いやいや、そんな事するんだな~って

青

学校の為に色々してみたいな~って、

桃

…

真面目な所あるんだな、と感心した。

青

大変なのは分かってるけどねｯ！

青

桃くんも応援してねっ？

桃

…うん

何故か、しんみりとした思いで頷いた。

桃

(─ほんっと、気の利く奴なんだよな、)

思わず青の姿を見る。

青

…(目合

桃

…っ、！

青

…ﾌｲｯ(目逸

桃

ぁ…、

青

(どうせ〝俺も絡んでる事なんだから首突っ込むなよ〟とか思ってるんでしょ。)

不服そうに顔を埋めて机に突っ伏した。

そのまんま動かなくなった。

桃

(─寝た？あいつ、)

桃

(昼食ってないじゃん、)

桃

(てかあいつ、気落ちしたら飯食い忘れたりする事多いんだよな~…)

桃

(ちゃんと食べるよう指導しないと食べないまんまだし、)

桃

(家でも1人で居るからなんも食べてなかったり？)

あれ、なんでこんなあれこれ考えてるんだろ。

なんでこんな心配してるんだろ。

なん、で─。

─青sitenn

赤

─青ちゃん！お~き~て~ｯ！

青

ん…ぅうｯ、

黄

授業始まりますよーっ

青

んえ…まじ…？、

赤

もしかして昼食べてないｯ！？

青

あ~…うん、そう

黄

も~だめですよ食べないと！

青

別にいいもん、お腹すいてないし、

黄

体調崩しますよ？

青

いいよ、体調なんて

赤

いいよって…

赤

自分の体は大切にしなよｯ、

あの時はさ。

桃くんに看病なんかして貰っちゃって。

幸せ者だったよね。

─変なの。

過去の自分自身に嫉妬なんかしちゃってさ。

黄

あ、座らないとｯ、

赤

授業始まる~ｯ

青

…

青

…ぁ、

僕の手首に。

君に貰った桃色のブレスレット。

〝桃くんの色だから〟って。

嬉しかったな、桃くんも青色のブレスレット買ってお揃いにしたの。

青

…ｯ(ｼﾞﾜｯ、

吹っ切ってやるって、決めたのに。

桃色のブレスレットをぎゅっと、握りしめた。

余談！

『桃色のブレスレット』の意味。

以前『青色のブレスレット』の意味も解説？しましたが覚えてるでしょうか？

『ひとりじゃない』という意味でした。えもいですね~。

『桃色のブレスレット(アクセサリー)』の意味(どのような時に取り入れる色なのか)がやはり同じようにあります。

こちらですね

状況がぴったりすぎでは？

まぁそれだけてす。

他にも色々意味があるんですよね~

て事で次回！

ばーい

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡ 5 0 0